ホーエンツォレルン城
 

ウルムを出発して約1時間40分田園風景の中に見える山の上にお城が見えてきました。ホーエンツォレルン城です。
ホーエンツォルレン城はドイツ南西部のシュヴァーベン地方にあるヘヒンゲン(ヘッヒンゲンとも呼ばれます。)近くの標高855mのシュヴァーベン山の上に建てられたお城です。
11世紀当時この地方を支配していたツォルレン家が山の上にツォルレン城を築いたのがはじめで、ツォルレン家はその後ホーエンツォレルン家と名を改めるとともに城の名前もホーエンツォルレン城としました。
しかしながら城は1423年に破壊され、1454年から再建が行われ三十年戦争では要塞として使用されていました。その後城の持ち主が幾たびか変わり、また、要塞としての利用も無くなったことから次第に荒廃し、19世紀の初めには廃墟と化していました。
城が現在の姿で再建されたのは1867年プロイセン王フリードリヒ‐ウィルヘルム4世の時代です。
 
 
         
     
このお城も「天空の城」と呼ばれているようで、麓に雲が発生すると浮かんで見えるようです。また、ノイシュヴァンシュタイン城、ハイデルベルク城と並んで「ドイツの3名城」と呼ばれています。  
      
16時15分駐車場に到着です。
お城に行くには駐車場でシャトルバスに乗り換えてゆきます。
歩いても行けそうですが、距離にして約1km、標高差は130mくらいあり、20分ほどかかるようです。
駐車場のそばには給水塔がありますが、お城は山の上なのに何でここに給水塔があるんでしょう。上まで水を運んでいたのでしょうか、それとも上には別に井戸があるのでしょうか
                              パンフレットより
    
お城の入口に到着です。「鷲の門」と名付けられています。  
 
 
 
   
城門を潜ったらすぐお城が見えるかと思ったら上り坂、そしてまた城門です。二つ目の門の先には跳ね橋が設けられています。
全体的に道幅が広く天井も高いので、おそらく騎馬兵士がそのまま通れる構造となっているのではないでしょうか。 
 
     
三つ目の門に入ると更に上り坂のトンネルがあります。トンネルの両側は。なんという構造で造られているんでしょう。都合3回門をくぐりつつ坂を上にと上ってゆきます。お城大好き人間な私、国内、海外のお城をいくつも見てきましたが、こんな造りのお城は初めてです。    
   
 
漸くゲートタワーに到着です。これを潜れば城内です。
ゲートタワー手前の門扉には「KÄISER WILHEM GEDÄCHTNISKICHE BERLIN 1897 1943」とあります。調べてもこの城にカイザーウィルヘルム2世が来たようなことは出てこないし、おまけにカイザー・ヴィルヘルムは1941年に亡くなっています。何の意味があるのでしょうか
      
     
城内の教会
 
     
 
     
        
 
     
   
お城の全景の写真をと思いましたが、広い場所がなく全景を撮ることができません。  
   
城内を日本人女性スタッフによって案内されましたが、このお城は現在もツォレルン家の人が暮らしているとのことで、一切撮影禁止となっていました。   
   
白衣の女性伝説の抜け穴
この抜け穴は2004年に発見されたもので、城内案内図の7⃣に「ENTRENCE TO CELLAR AND CASEMATES」とあります。入口にはカゼマテ(KASEMATTEN)と書かれた看板が置かれています。
これは地下への抜け穴です。中世の時代にこの穴は作られていたようで、15世紀の城の包囲戦の時には、白の外から秘密の通路を通って城内に入り食料や医療品等の物資補給したと伝えられ、その補給が白衣の女性だったことから、城に伝わる伝説の女が出たといわれていたようです。
因みに「カゼマテ」とは戦争時に造られる掩蔽壕(えんぺいごう 掩体壕とも)で、敵の攻撃から守るために地下に設けられた施設のことをいいます。
     
 
 
   
   
お城は山の上にあるので360度全て見渡すことができます。   
     
 
 
 フリードリヒ・ヴィルヘルム2世像
    
 フリードリヒ大王像
 
   

                         Google Earthより
 
 
     
     
     
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