パンノンハルマ

ブダペストから西に約170km離れたところにあるパンノンハルマに、「パンノンハルマのベネディクト会大修道院」があります。ホテルを8時半に出発して約2時間で到着です。
修道院は街のはずれの丘の上に建てられており、ハンガリーでは最古級の歴史的建造物であり、10世紀末にハンガリー王であるゲーザ大公によって創設されたものですが、最初の建物は破壊されたため12世紀に再建されたようです。見学できるのは地下礼拝堂と40万冊近い蔵書のある図書室です。なお、修道院には男子の中等学校が併設され生徒たちが寄宿生活を送っているようです。
このパンノンハルマの修道院は1996年修道院創設1000年の年に「パンノンハルマのベネディクト会大修道院」としてユネスコの世界文化遺産登録されました。
 
 
   
パンノンハルマへの途中タタという街を通過した際の風景です。(左の黄色いのは菜の花畑です)   
   

駐車場から修道院への道は散歩コースになりそうです。
 
修道院の入口
 
    

イシュトヴァーン国王一家のレリーフ
 
 
 
  
 
   
 
 
上左から回廊への入口、回廊そしてポルタ・スペキオサ    
 
    
ポルタ・スペキオサ
地下聖堂への入口となるポルタ・スペキオサは「華麗な門」という意味だそうで、現在残されているの15世紀後半に造られたものとのこと。内部は工事中でした。
 
  
地下礼拝堂
12世紀から13世紀にかけて造られたゴシック様式の礼拝堂です。
 
 
   
 
  
付属の図書室
19世紀前半に造られたというこの図書室には現在40万冊に近い蔵書が収められているとのことであり、古いものでは11世紀半ばの書籍もおかれているとか。
 
 
 
小高い丘の上にある修道院なので全体の写真が撮れないか昼食後早めに外に出てみたのですが、周りは住宅街。おまけに電柱まであり望遠レンズを使ってもこれが精一杯でした。
 
修道院には22エーカーもの広さを持ち希少な植物もある植物園、ハーブ園そしてワイナリーもあるとのことですから興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
 
 

駐車場から見るパンノンハルマの街並み
 
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