ベレンの塔とジェロニモス修道院
 
  ベレンの塔(1983年世界文化遺産登録)
リスボン西部、ベレン地区のテージョ川沿いにあり、川からの侵入者を見張る目的のため16世紀の前半に建てられた砦で、マヌエル様式の代表的な建築物のひとつであり、ポルトガルの象徴的なモニュメントとして有名です。
        
  サンタ・クルス号のレプリカ
ベレンの塔に行く途中の公園に展示されていますが、1922年に初の南大西洋横断を果たした飛行機でオリジナルは海洋博物館に展示されています。
        
  発見のモニュメント
 
リスボン西部のテージョ川沿いにある発見のモニュメントは、エンリケ航海王子の死後500年を記念して1960年に建てられた記念碑で、高さ52mの塔は帆船をイメージして造られており、エンリケ航海王子を先頭にヴァスコ・ダ・ガマなどポルトガルの発展に寄与した27人の偉人の像が彫られています。
      
 
        
  発見の地図
発見のモニュメント前の広場には大理石で作られた世界地図があり、ポルトガルが大航海時代に発見した世界各地への到着年が刻まれていて、日本への到着年も彫られてありました。
        
ジェロニモス修道院(1983年世界文化遺産登録)
 
リスボンのベレン地区にあり、位置的には発見のモニュメントのすぐそばにありますが、鉄道の線路があるため、観光バスは大きく迂回して行きます。
16世紀の初めから19世紀に至るまでの長い年月を費やして造られたとのことであり、その建設費用は多くの植民地から徴収してあてられたとのことで、大航海時代の象徴的な建物ともいえるものだそうです。中庭を取り囲む回廊にはロープや貝、花などが彫りこまれており見事です。

 
  修道院の外観ですが、とにかく大きくて正面から撮るのは難しかったです。
        
  中庭と回廊
        
   回廊
         
  ミサの最中で内部に入れず入口からの撮影
      
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