ブーヴロン・アン・オージュ(Beuvron-en-Auge)

ノルマンディー地方のシードル街道沿いにある小さな村ブーヴロン・アン・オージュ(「ブブロン オン オージュ」とも表記されています。)、人口わずか200人ほどの小さな村で、「フランスの最も美しい村」に認定されており、「ブブロン村」とも呼ばれています。また、村は『花の村』としても知られています。
村はかつてアルクール公爵家の所領でしたが、現在は廃墟となっており、交通も19世紀後半に鉄道が敷かれたものの、第一次世界大戦後に鉄道が廃止されているため、レンタカーかタクシーの利用でしか訪れることができないようです。

 
 
 
     
   
  駐車場のそばには人口200人ほどの村とは思えない立派な村役場があります。
シードル酒の酒樽の前にある国旗掲揚ポールには、フランス国旗とアメリカ国旗の間で日本国旗が翻っています。この村では約50分ほど自由散策です。
 
     
 
村の中を歩くと大きなかやぶき屋根の家がありました。それも二軒あります。もう少し家の形が見えるといいんですけど、あいにくと生け垣があり、これ以上は撮ることができません。
 
 
 
村の中を小川が流れています。
Googleマップではドワ川と表示されます。
 
 
 
川岸には今は利用されていないとみられる共同洗濯場の跡が残されています。今でこそ水は濁って見えますが、昔はきれいな水だったんでしょうね。
 
 
 
 



村はずれにあるサン・マルタン教会(Église Saint-Martin )

17世紀の半ばに建てられたカトリック教会で、鐘楼は1930年に再建されたものですが、カルバドス地方の文化遺産に指定されています。
 
     
   
      
 
村のメインストリートは右側の県道D49号線のミッシェル・ドルナノ通り(Rue Michel d'Ornano)、この場所は村の中心となる広場Place Michel Vermughenです。
 
     
   
  道沿いにはコロンバージュ(Colombages 木骨造り)の家並みが続きます。  
   
     
   
     
 
立派な邸宅と思いましたら、「POSTES ET TELECOMMUNICATIONS」とありますので郵便局のようです。生垣のそばにはヒペリカム(オトギリソウ科)の花が咲いています。
 
     
   
  ミッシェル・ドルナノ通り(D49号線)とガール通り(Avenue de Gare)の角にあるコロンバージュの大きな建物。17世紀に建てられたマナーハウス(当時の荘園領主の家)で、歴史的建造物に指定されています。
 
 
 
こちらもコロンバージュの古い家のようですが、庭先ではバラの花や藤の花そしてフウロソウと思しき花が咲いています。
 
     
   
   
   
     
   
     
   
     
   
     
   
 マップ
 
 
     
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