フランス
 
 
2002年の8月に「まるごとフランス大周遊10日間」の旅に参加した際に撮った写真です。ツアーは南フランスのニースからアルル、アビニョンそしてロワール地方、ノルマンディー地方を見学し、最後はパリに至る内容です。
この年のフランスは例年に比べて暑いとのことで、プロヴァンス地方のひまわりの花を期待していたのですが、バスで移動中に見るひまわりは全体的に枯れ気味で、残念ながら写真に撮ることができませんでした。 
 
ステンドグラス
ニースにあるシャガール美術館に付属する音楽堂にあります。壁一面の大きさでとてもきれいでした。
ニースのホテルより
朝方撮った写真ですが、若干靄っていてきれいに撮れませんでした。
ニースの朝市
ツアー中はどうしても肉類中心となりがちになるので、このような市場で時々トマトや果物等を買って食べています。量り売りが中心ですが、1個からでも売ってくれます。
モナコ大公宮殿
ヴァチカン市国についで世界で2番目に小さな国「モナコ公国」の宮殿です。国の面積は日本の皇居の倍くらい、人口はわずか3万人。我々にはかの有名な女優グレース・ケリーやF1グランプリでおなじみです。
グレース王妃の墓
アメリカの女優からモナコ王妃となったグレース・ケリーは1982年に自動車事故で亡くなりましたが、そのお墓はモナコ大聖堂にあり、白いバラの花が飾ってありました。
大聖堂裏のバラ園です。
モナコ湾
モナコ宮殿の庭から見るモナコ湾は素敵な風景です。
プロムナード・デ・サングレ
南フランス随一のビーチで、長さ3.5kmにわたって続いており観光客で賑わっています。
鷲の巣村から
鷲の巣村はモナコとニースの間にあるエズというちいさな村です。敵からの襲撃を避けるために高い丘の上に築いた城壁で守られており、中世の時間がそのままといった感じがします。上から見た景色は絶景でした。
ヴァン・ゴッホ橋
ゴッホが描いた「アルルの跳ね橋」の素材となった橋ですが、この橋は復元されたものであり、橋が架かっているのは絵が描かれた川でなく運河だそうです。
夜のカフェ
「夜のカフェ」はゴッホが描いた絵のお店ですが、アルルの町のフォーラム広場にあります。夜ではありませんが絵のとおりに黄色の壁とテントがひときわ目立っています。
エスパス・ヴァン・ゴッホ
ゴーギャンと口論の結果、自らの耳を切り落としたゴッホが療養生活を送った病院は、文化センターとして利用されていますが、その中庭は色とりどりの花で飾られていました。
サン・トロフィーム教会(1981年ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群として世界文化遺産登録)
レピュブリック広場にあるこのロマネスク様式の教会は、聖トロフィームを遺物を収納するために7世紀に建てられたもので、ローマ遺跡の多いアルルの中で中世の趣を残している建物です。内部の回廊のすばらしさは有名ですが、ミサの最中とのことで残念なことに正面からの見学となりました。
アルルの市庁舎
市庁舎はレピュブリック広場の前にあります。
古代劇場(1981年ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群として世界文化遺産登録)
1世紀末ごろに建設されたというローマ時代の古代劇場ですが、円形闘技場に次ぐ大きな建物だったそうです。
バスの中から撮ったものですが、残念ながら手前に柱が写ってしまいました。
円形闘技場(1981年ローマ遺跡とロマネスク様式建造物群として世界文化遺産登録)
1世紀の終わりごろに立てられたというこのローマ時代の円形闘技場は、建設当時3万人を収容することができたそうですが、現在は各種イベントや闘牛の開催で使用されているようです。残念ながら訪れたときは修復中で全景を撮ることができませんした。
ポン・デュ・ガール(1985年世界文化遺産登録)
アビニョンからちょっと離れたところにあるこの水道橋は、2000年前のローマ時代に造られ5世紀頃まで使用されていたとのこと。3層構造になっていて一番下の層は現在も道路として使用されています。
水道橋はヨーロッパ各地で見ることができますが、ここのは今まで見たなかでは一番大きく、そばに行くとその大きさに圧倒されました。
 
サンベネゼ橋(「アビニョン歴史地区」として世界遺産に登録)
城壁に囲まれた街アビニョンにあるサンベネゼ橋は、「アビニョンの橋の上で踊ろうよ」と歌の文句にあるローヌ川にかかる有名な橋です。12世紀に完成した当時は全長900mあったそうですが17世紀末に水害で壊され、その後復元されずに現在に至っているとのことで、ガイドさんの話では歌の文句にある踊れるほど橋の幅は広くないそうです。
アビニョンの法王庁宮殿
14世紀の初めにローマ法王庁がおかれた際に建築されたとのことですが、フランス革命時の略奪や破壊で壊され、今残っているのはその一部とのことです。
だまし絵
アビニョンの市街での写真です。建物の壁に「だまし絵」書かれていました。だまし絵はほかの街でもよく見かけますが、ここのは大きいですよ。
フルヴィエール寺院とリヨン旧市街(1998年リヨン歴史地区として世界文化遺産登録)
フルヴィエール寺院はリヨン歴史地区の中にあり、丘に立つ聖堂で市民の寄付で建てられたとか、鐘楼の上には金色のマリア像が立っています。右の写真は寺院内部のモザイク画です。
 
フルヴィエールの丘から見たリヨンの旧市街
サンテティエンヌ大聖堂(1992年世界文化遺産登録)
ロワール地方ブルージュの街にあり、12世紀末から13世紀半ばまでかけて建てられたフランスゴシックを代表する建物です。ちょっと見たところではパリのノートルダム大聖堂に似ています。
 
シュノンソー城
ロワール地方にはロワール川沿いにいくつもの中世に建てられた古城が残っており、「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として2000年に世界文化遺産に登録されています。中でもシュノンソー城は女性の城主が続いたことで知られており、ロワール川の支流シェール川をまたぐように造られた城はとても素敵です。(チョッとピンボケですが)
 
モン・サン・ミッシェル(1979年世界文化遺産登録)
左の写真は前日モン・サン・ミッシェルに到着した時に撮ったものですが何れも靄が多く、右の写真は朝にホテルのテラスから撮った写真です。
夜景のライトアップも観光案内のパンフレットや絵葉書ではきれいにライトアップされていますが、実際には点燈されているライトが少なく夜景の撮影をあきらめました。
 
オムレツ
モン・サン・ミッシェル名物といわれているオムレツです。店先で作るところをパフォーマンスしており、見ていると大きなボールでかなりの時間をかけてかき混ぜています。おいしいといってる人もいるようですが、私にはこの味はイマイチでした。
 
オンフルールの旧港にて
オンフルールの街はノルマンディー地方のセーヌ川が大西洋に注ぎ込むところにあり、木組みでできた家並みがどこで写真を撮っても絵になる小さな街です。オンフルールには印象派の画家ブータ゛ンの美術館がありますが、私のほうはあまり興味がないので街の中を散策していました。
右の写真は散策していた街で見かけた子供です。余り可愛いのでつい一枚。
ルーアン市街
旧市街の広場の風景です。木組みの建物はこの地方独特のもので、他の地方で見かけるものとちょっと違っています。
ノートルダム大聖堂(1991年セーヌ河周辺の文化遺産と共に世界遺産に登録)
パリ市外の中央にあるシテ島に4世紀ごろに建てられたサンテティエンヌ聖堂が前身となり12世紀に大改築が始まって14世紀の半ばに完成したとのこと。
左の写真は正面から撮ったものですが逆光のためチョッと見難くなっています。右の写真は裏側の公園で撮ったものです。
 
ステンドグラス
ノートルダム大聖堂のなかには大きなステンドグラスがいくつもあり、いずれも外光を受けて鮮やかに見えます。実物は写真よりも更にきれいですよ。
コンコルド広場とシャンゼリゼ通り
シャンゼリゼ通りの中間にあり、広場の中央にはエジプトから贈られたというオベリスクが立っています。フランス革命当時はこの広場にギロチン台がおかれ、あのマリー・アントワネットもここで処刑されたとか。
右の写真はシャンゼリゼ通りです。
 
アンヴァリッドとナポレオンの墓
ルイ14世が傷病兵を収容させるために建てさせたものですが、ここにはかのナポレオンが眠っていることで有名です(右の写真)。この建物の隣には軍事博物館があり、美術品や武具などが展示されています。
 
ブルボン宮
ブルボン宮はルイ14世が娘のために建てたものですが現在は国民議会の下院として使用されています。この写真はセーヌ川クルーズの船から撮ったものですが、ライトアップされていて昼間見る姿とは趣きが違います。
アコーディオン弾き
夜のセーヌ川クルーズでのアコーディオン弾きのお爺さんです。この写真は1997年に訪れたときに撮ったものです。
サクレ・クール聖堂とモンマルトルの裏通り
サクレ・クール聖堂はカトリック教徒の寄付で1919年に建てられたもので、モンマルトルの丘の上にあり、白く輝く大聖堂前の広場からはパリの街が一望できます。広場に行くには階段かミニトレインを利用します。
右の写真はサクレ・クール聖堂からちょっと外れた裏通りですが、観光客も少なくひっそりとしたたたずまいです。
 
ジャンヌ・ダルク像
オルレアンの少女ジャンヌ・ダルク。百年戦争でフランスを勝利に導いたこの少女は魔女狩りにより19歳で悲劇の最後となりました。この像はオペラ座からチュイルリー公園に向かって歩くとあります。
朝市
パリ市街のホテルそばでの朝市風景です。野菜、果物、肉はもちろん花や衣類等いろんなお店が並んでいます。
凱旋門
シャルルドゴール広場の中央にあり、1806年にナポレオンの命令により建設が始まり1840年に完成したものです。広場からはパリの市街に向かって放射線状に道路があり、また、ここからシャンゼリゼ大通りが約1.9kmにわたって続いています。凱旋門に行くのは地下道を渡って行かないと車が多いので危険です。
エッフェル塔
フランス革命100周年を記念して1899年にパリ万国博覧会開催時に建設されたこの塔は高さが324mあり、パリのシンボルとなっています。東京タワーと同じようにエレベータで展望台まで登ることができますが、順番待ちが大変のようです。
タワーの昼の姿もいいですが撮る時間帯によっては靄のためきれいに撮れないこともあります。夜はライトアップされ昼間見るのとはちょっと違っています。左の写真はシャン・ド・マルス公園から撮ったものですがセーヌ川を渡ったトロカデロ庭園からも撮影ポイントとしてお勧めです。右の写真はセーヌ川クルーズの船の中から撮ったものです。
 
大道芸人
パリの街を歩くとちこちで大道芸人を見かけます。初め見たときは彫刻かと思うほど微動だにしませんでした。左の写真はサクレ・クール聖堂下のミニトレイン乗り場のところで、右の写真はシャンゼリゼ大通りで撮ったものです。
 
自由の女神像
左写真はセーヌ川クルーズで撮ったものでグルネル橋のたもとにありました。右の写真はリュクサンブール宮殿の庭園にあったものです。(チョッと色が悪いですが)
 
      
 
 
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