五能線十二湖駅からあきた白神駅まで(2013.06.04撮影) 　 五能線は青森県田舎館村の川辺駅から秋田県能代市の東能代駅までの147kmをつないでおり、途中鯵ヶ沢からは日本海沿いを走っておりローカル線の中でも一、二を争う人気ローカル線です。日本海に沈む夕日は絶景とのことですが今回は十二湖からあきた白神駅まで約40分間ローカル線に乗って移動です。 十二湖駅 時刻表を見ると上下線共に1日8本の運行でここから青森方面へはなんと終電車の発車時刻が19時28分、能代方面でも2時３２分です。
十二湖駅で列車の到着を待っていたところ不思議な看板が。 「今年はここから青森県」とあるではないですか、何で県境が移動するのと思ってよく見るとこれは観光的県境というそうで、帰って更に詳しく調べてみると、「観光国盗り綱引き合戦」というのもあるようですが、国道101号線沿いにある青森県の鯵ヶ沢町、深浦町、秋田県の八峰町は漁師の町らしく綱引きならぬ網引きで戦って県境を決めるというものだそうです。 看板の裏は当然「今年はここから秋田県」です。
		ホームの反対側は国道101号線が走っていますがお店は一軒も無く、線路の向こうは100m位で日本海です。
駅に到着してから待つこと約30分ようやく15時18分発の列車が到着です。電車ではありません、2両編成の気動車です。
駅を発車するとすぐに田んぼです。海沿いにある田んぼは田植えが終わったばかりです。
		松神駅手前ではこのように線路の近くまで海がきています。というより海のそばを走っています。カメラのＧＰＳ機能を用いて地図で調べると線路から海辺までは100メートルもありません。
白神岳 登山口駅		駅を出発するとすぐに田んぼが続きます。
大間越駅を過ぎて中ノ潤崎付近では更に海沿いを走ります。波ッかぶり路線です。これでは台風接近時は運休でしょうね。
		中ノ潤崎を過ぎるとそれまで線路の左にあった国道101号線が右側となります。
		このカーブを過ぎると須郷岬、秋田県との県境です。
		岩館駅で下りの快速リゾートしらかみ5号とすれ違います。 リゾートしらかみには「青池編成」、「撫編成」そして「くまげら編成」の3編成があり、これは「くまげら編成」です。
		岩館漁港付近
16時16分あきた白神駅に到着です。駅舎はご覧のようにプレハブ造りの無人駅です。
トップページに戻る   　　　　　根城と八戸チョコット街歩きを見る