ハノイとハロン湾  
   
ハノイ
 
ベトナムの首都であるハノイ。前日シェムリアップから空路ハノイに着きましたが、朝から霧雨が降り気温は昨日よりも10度以上も低い20度弱、肌寒いくらいです。どうもこの時期のハノイはこのような天気が続くようで、ハロン湾のあるバイチャイも期待できない雰囲気です。
  タイ湖の風景
ハノイ最大の湖ですが「霧の湖」とも呼ばれているようでその名のとおりの風景となりました。
 
 
ホー・チ・ミン廟
ベトナムの南北統一に生涯をかけたホー・チ・ミンの遺体が安置された廟ですが、見学はまず自国の学生達が最優先のようで、一般観光客は足止めを食らいます。中に入るにはカメラ、ビデオを一切持ち込めずガイドに預ける形になります。中に入ると私語は一切禁止。警備の兵隊がすぐ注意します。
遺体はミイラではなく完全な姿でなんと50年保存ができるとか。どのような保存加工がされているのかわかりませんが、極端に冷房が効いていてジャンバーを着ていても寒いくらい。最も立ち止まることは許されず棺の周りを順番に見るだけです。
外部の撮影もご覧の位置より前に出ると警備兵が笛を鳴らして注意されます。
 
一柱寺(いっちゅうじ)
1049年に建てられたお寺で蓮池の中央に一本の柱の上に建っています。小さいお寺で階段も幅が狭いため中を見る人は行列を作って待っています。
 
文廟
1070年に建てられた孔子廟で、ベトナム初の大学が開設されたところでもあります。門を入ると人の背丈ほどある石碑が数多く建っています。この石碑は中国の支配を受けていた時代に行われた科挙(完了登用試験)に合格した人たちの名前が刻まれています。
 
 

文廟門

科挙に合格した人の名前が刻まれた石碑
        

文廟の本殿
 
2月なのになぜか秋の花コスモスが咲いています。 
 
        
  バッチャン村
ハノイの街からバスで約40分のところにあるバッチャン村、「バッチャン焼き」の陶器で知られた村で、道の両側は陶器のお店が建ち並んでいます。 
 
       
  観光用の水牛車
陶器のお店を回るのに乗りましたが、観光客7、8名をのせてのんびり歩きます。 
 
      
ハノイの水上人形劇
農閑期の農民の娯楽が発展したもののようで、民族音楽に合わせて人形劇が繰り広げられます。
 
        
   
        
   
        
ハロン湾
 
1994年ユネスコの世界自然遺産に登録されたハロン湾、湾内にある大小さまざまな島々の数はなんと3000近くとか、ほとんどの島は無人島でその昔は海賊の隠れ家にもなっていたとか。ハノイから約200km東のバイチャイ迄バスで3時間といわれてましたが、高速道路がなくおまけに途中交通事故による大渋滞で4時間半もかかり到着したのは午後1時近くです。
ハノイ同様にどんよりした曇り空で墨絵のような状態、いい写真は撮れそうにもありません。貸切の観光船で約3時間のハロン湾クルーズです。
パノラマ写真はα55によるパノラマ機能で撮影したもので上下をカットしたものではありません。
 
        
  湾内クルーズの観光船
数人乗りの小さなものから大型で宿泊施設のあるものまで船着場に停泊しています。 
 
        
 
        
   
        
   湾内には水上生活者がおり、観光船の舷側に横付けしていろいろなものを売りにきます。  
       
 
        
   
        
水上生活者の集落
水上生活者は生簀に魚を飼っていて観光船の客にこれを売り、買った客は舟で調理してもらい食べることができます。
        

カブトガニ
  シャコ  
        
ティエンクン鍾乳洞
天宮鍾乳洞とも呼ばれる湾内の島にあるこの鍾乳洞、猟師が見つけた鍾乳洞とかで観光船が途中で立ち寄ります。内部の照明は色とりどりの照明となっていて日本人の感覚とは会わないようにも感じましたけど・・・
 
        
   
        
        
        
  鍾乳洞のある島の船着場  
  
 
 
     
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