ケチケメート (Kecskemét) カロチャの街から1時間半ほどでハンガリー中部にある街ケチケメートに到着です。 ここケチケメートは、5000年位前に人が定住した跡が残っており、紀元前1世紀ころにはマルタイ人が侵攻したといわれています。 街はハンガリーにおいて重要な通商路上に位置していたことから、14世紀の後半に、ラヨーシュ1世によって特権を与えられて繁栄し、オスマン帝国が侵攻した時代には近隣の街から住民が移動して来ていたとのことです。 街の周囲では多くの牛が放牧され、また、広大なブドウ栽培から採れるブドウからワイン造りが盛んでした。現在では、小麦、アプリコット、赤ピーマン、トマトなどが特産物となっています。 |
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あいにくの曇り空、晴れていればもう少し建物の白さが生えるのですけど・・・・ | |||||||||||
チフラパロタ(Cifrapalota) ラコーツィ通りを挟んで反対側にあるこの建物は、装飾宮殿あるいはケチケメートギャラリーと呼ばれていて、20世紀の初め192年に、アールヌーボー様式で建てられたもので、壁にある民族模様のモチーフやジョルナイ焼きで造られた屋根瓦が特徴的となっています。建物は現在博物館として利用されています。 |
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旧シナゴーグの向かいには、記念公園があります。中央にはバルトークの尊敬("Tisztelet Bartóknak")と名付けられたモニュメントがあります。調べてみましたが、ハンガリー作曲家バルトーク・ベーラ・ヴィクトル・ヤーノシュ(Bartók Béla Viktor János )を記念するモニュメントのようです。 |
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コシュート広場 |
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改革派教会(Kecskeméti Református Egyházközség) 16世紀の半ばに最初の教会が創建されたものの、1678年の火災により焼失し、2年後にゴシック様式と後期ルネサンス様式の混合形式で再建されており、高さ53mの鐘楼は18世紀の後半にバロック様式で建てられました。 1911年7月に発生した地震の被害を受けていますが、その後修復が行われています。 |
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市庁舎全景 |
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正面ファサードにあるカリヨンからは、毎時ハンガリーの作曲家コダーイ・ゾルターン(Kodály Zoltán)の曲が流れます。 |
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ギムナジウム(Gimnázium) 調べてみると、ケチケメートで設立された最古の教育機関の一つで、設立は1714年とのこと。 |
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ケチケメートの旧市街、まだまだ見るところはあるようですが、わずか30分ほどで観光終了、郊外のホテルへ向かいます。 | |||||||||||
ホテルの夕食で出されたハンガリー名物の「グヤーシュ(gulyás) パプリカ、タマネギ、牛肉などで作られたスープで、絶品でした。 |
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