駒ヶ根大宮五十鈴神社の筒花火(2012.09.22日撮影)

駒ヶ根市内にある大宮五十鈴神社では毎年秋分の日に例大祭を行い、宵祭りでは上伊那随一といわれる伝統の筒花火が奉納されます。このお祭りは明治41年に始まったもので今年が105回目とか。
祭りは朝5時にはじまる「神迎え」からはじまり夜9時まで行われますが、圧巻は午後7時にはじまる緒三国と大三国です。櫓の上に仕掛けられた筒花火から音を激しく上げて火花が吹き出し、その下では上半身裸で腹掛け姿の氏子衆が纏を回しながら厄払いを行います。

千畳敷カールを見に行くと駒ヶ根市内に住んでいる会社時代の後輩に連絡を取ったところ、市内で一寸変わった花火を行うので見に来てはといわれて撮影したものです。
 
   境内前に組まれた櫓の上部に筒花火が置かれています。  
 
「競い出し」という行事で一度神社に奉納した後に午後7時点火が行われます。
 
 
カメラポジションを正面前方に置こうとしましたが、後輩から最後に吹き出す火花が10m以上飛び衣服を焦がしたり火傷をするから斜め横のほうがいいよといわれ移動しての撮影です。  
 
激しい音を出しながら火花は噴水のように数分間続いて吹き出し、その下では氏子衆が「ワッショイ、ワッショイ」と掛け声をかけながら駆け回ります。
 
 

初三国の最後の瞬間火花は境内にある杉の木の葉を燃やすほど大きく吹き出します。
 
   
初三国が終了した後時間を置いて「大三国」がはじまります。大三国は初三国よりも仕掛けが大きく 噴き出す火の粉の勢いも迫力が増します。  
 
 
       
 
 
「津波」と呼ばれる仕掛け花火で「大三国」への点火です。
 
 
初め小さかった火の粉もだんだん勢いを増してゆきます。  
   

点火から約6分後最後の瞬間となり火の粉は杉の木を越えて観客の上に降り注ぎ観客からは歓声と悲鳴が上がって大三国が終了します。
 
    
花火は毎年自宅マンションのベランダから見ていますが、この花火は普通の打ち上げ花火と違い神社の例大祭の一環として行われるため、氏子衆の協力のもとに実行されているとのこと。後輩も当日は法被姿で会場整理に当たっていましたが、持ち回りで競いだしも行うとのことですから、いつかは火の粉を浴びる役目もするのでしょうか。
迫力ある花火を撮るのなら火傷覚悟で最前列へ出てゆかないとダメですね。
 
    
   
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