レッヒ(Lech).

インスブルックのホテルを出発してから約2時間、チロル地方の山間の村レッヒに到着します。
ここレッヒは、標高1400mの高地にあって人口1500人ほどの村ですが、冬のスキーリゾート地として人気のある村で、多くの有名人も訪れている村のようです。
我々ツアーは、レッヒ川沿いのハイキングでここを訪れました。
 
     
 
S16号線のラッヘ(Lache)付近799m(手前の川はイン川)
 
     
 
S16号線のシュナン(Schnann)付近840m
 
     
  197号線のアールベルク(Arlberg)付近1756m  
     
 
レッヒの村
 
     
  村に到着してからは、現地のガイド2人によってレヒ川(Lech)沿いに咲く花々を巡ります。  
      
     
 
 
 ヤグルマギク(キク科)   タカネスミレ(スミレ科) 
 
      
 
 
 アカツメグサとシロツメグサ(ナデシコ科)   シュロソウ(ユリ科) 
 
     
 
レヒ川
 
     
 
 
 シデシャジン(キキョウ科) 別名:悪魔の爪   ホタルブクロ(キキョウ科)
      
 



ツツジ科のアルペンローズといわれた花ですが、現地のガイドさんは、この花だけでなくほかの花も平気で手折ってきます。
日本だと高山植物だけでなく、むやみに手折らないようにといわれますが、こちらでは考え方が違うのでしょうか。
     
 
 ワタスゲ(カヤツリグサ科)
 
      
   
  チョゥノスケソウ(長之助草、Dryas octopetala)
変わった名前の花ですが、バラ科の花で、須川長之助が初めて採取したことからこの名がついたといわれ、アイスランドの国花となっています。
 
      
 
 
 ウツボグサ(靭草 シソ科)   プランタゴ・メディア(オオバコ科)
   

シモツケ(バラ科)の一種
 
ダクティロリザ・マクラタ(ラン科)
 
   
 
 
ホワイトキャンピオン(ナデシコ科)
ポルトガルが原産の花で、別名をシレネ・ラティフォリア、和名ではマツヨイセンノウ(待宵仙翁)あるいはヒロハノマンテマ(広葉マンテマとも呼ばれています。
 
     
 
ここレッヒの村は、JATAが「ヨーロッパの美しい村30選」のひとつととして選定しており、夏の観光でも訪れる人が少なくないようです。ハイキングだけではなく、少し村の中を散策したかったのですが、レストランで昼食をとっただけで、散策は無しです。
 
      
   
     
   
  訪れたときは村でクラシックカーのイベントが行われており、歳とった私でも見かけたことのないようなクラシックな車が集まっていました。  
   
 
 
 
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