モダーヴ〜デュルビュイ〜オルヴァル

ジャンヴァル

前日泊まったのはブリュッセルから30分くらいのところにあるジャンヴァル(調べるとジェンバル、ジャンバル、ゲンバルと呼び方がいろいろあるようです。)のお城風のホテル。いつものように日の出前に起きてモーニングコーヒーを飲んでからホテルの前にあるゲンバル湖で日の出の撮影を。と思ったら、結構冷えているせいか朝霧が発生してごらんのような写真に。

 
 
 

下左は宿泊した湖畔のホテル。下右は同じホテルに泊まったと思われる新婚さんの車。
 
   
ラッパスイセン   ローマンヒヤシンス  
       
   
シデコブシ   クリスマスローズ  
       
モダーヴ
 
ジャンヴァルを出発して1時間半でモダーヴ(モダーブ)に到着です。ベルギーには中世に立てられた古城が多く残っていて、ここモダーヴにあるモダーヴ城もそのひとつです。
この城はオユー川沿いに13世紀に一部建設が行われ、17世紀の後半に現在の姿に改装されたとのことで、ワロン地方で最も美しい城といわれているようで、ここで結婚式を挙げる日本のカップルもいるようです。
 
 

お城の入り口に通じるケヤキ並木(反対側がお城です。)
 
 
 
    
   
        

窓から見る中庭
   
窓から見るオユー川
 
        
   
       
デュルビュイ
 
モダーヴから30分位でデュルビュイに到着します。ウルト川沿いにあるこの街、9世紀ころには集落ができ11世紀ころにデュルビュイ伯により城砦が築かれたとのことですが、人口はわずか500人位しかおらず「世界で一番小さな街」と言われているようで、グルメの街として知られ、夏場にはリゾート地としてにぎわうそうです。
ここで昼食をとることになっていましたが、席をダブルブッキングしたとかで小一時間くらい無駄に待たされ、食事時間も観光時間も大幅減に、も少し回りを散策したかったのに。

 
 
    
        
   
        
   
        
      
        
   
アンズの花    
       
オルヴァル修道院
 
食事もそこそこに  デュルビュイを午後2時に出発し、オルヴァルに着いたのは午後3時半過ぎ。ここは修道院ビールの生産地として有名とか。(酒をあまり飲まない私には関係ないけど・・・・・・)
12世紀の前半にこの地に修道院が建設されたが、その理由が「マチルドの泉」の伝説とか。
その伝説とは、この地を訪れたマチルド伯爵夫人が、泉のほとりで結婚指輪を落としてしまい、指輪が戻ってきたらこの地に修道院を建てると願いをしたところ、一匹の鱒が指環をくわえて水面に現れ、夫人が「ここは黄金の谷!(Val d'Or)だわ!」と叫んだことからこの地がオルヴァルという地名になったとのことであり、指輪が戻ったことで伯爵夫人の資金援助で建てられたとのことである。
なぜ修道院がビールを造っているかというと、修道院はその後火災で焼失したり、30年戦争による略奪を受けたり、フランス革命時にフランス軍によって破壊されるという、度重なる苦難を受け、20世紀初めに再建がスタートしたが資金難で建設が難航。建設資金を得るために、この泉の水を使ったビール醸造を始めたとのことである。(このビール瓶のラベルには鱒が指環をくわえている絵が描かれています。)
まずは廃墟となっている最初の修道院から見学開始

 
 
   
       
  マチルドの泉
これが伝説の泉とか、今でも水が湧き出しており、この水を利用してビールを醸造しているそうだ。 
 
        
     
       
   
       
   
       
午後5時、修道院を出発してルクセンブルグのホテルへ移動です。  
       
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