ネーロイフィヨルドとショースの滝  
   
ロフトフース

ロフトフースはハダンゲルフィヨルドから枝分かれしたフィヨルド沿いにある小さな村で、グリーグもよくこの地を訪れて作曲活動をしていたとのことで、泊まったホテルのそばにはその作業小屋も残されていました。
 
 
 
今日も空は曇り空、低い雲が垂れ込めていて絶景ルートの観光にはあまりふさわしくない空模様です。下は泊まったホテルの庭から見るフィヨルドの風景です。
 
 
 
午前8時ホテルを出発し、グドヴァンゲンまでバスでE13号線を移動です。出発してから約1時間半、シェルべの滝を通過します。この滝は道路を挟んで2段に流れ落ちる滝です。
  
 
ツヴィンデの滝
 
シェルベの滝から約30分ヴォスの村はずれにあるツヴィンデの滝に到着です。滝の落差は約150mとのことですから日本の那智の滝よりちょっと長いのでしょうが、水量も多くスケールは抜群です。
何でもこの滝の水を一口飲めば10年は長生きするとの言い伝えがあるとのことで、ノルウェー版養老の滝ですね。滝の周りはこの滝を眺めながらキャンプができるようになっています。
 
     
    
   
ネーロイフィヨルド

午前11時グドヴァンゲンに到着です。ここから船でフロムまでネーロイフィヨルドの観光です。ネーロイフィヨルドはソグネフィヨルドの支流にあたり長さが約20kmほどあり、ソグネフィヨルドとあわせて西ノルウェーのフィヨルド群として2005年にユネスコの世界自然遺産に登録されています。午前11時30分船でネーロイフィヨルドのクルーズ開始です。
 
   
   
   
フィヨルドクルーズは右も左も滝のオンパレードです。カメラにGPSがついているので帰ってからグーグルマップで調べても名もついていない滝がいくつも続きます。   
   
        
   
サーグの滝
東山魁夷が描いたといわれる落差600メートルのこの滝はネーロイフィヨルドの中でも最も大きい滝で、サーグとは「のこぎり」という意味だそうで、ジグザグにフィヨルドに達してくる水量に圧倒されます。(右の写真は上部をアップしたものです。)
 
              
   
 
氷河が削ったU字谷というのがよくわかります。 ウンドレダールの村  
   

アウルランの村
 
   
フロム鉄道とショースの滝

午後1時40分船はフロムに到着。ここからミュルダールまで約20kmをフロム山岳鉄道に乗って移動です。途中ぜひ見たかったショースの滝の観光があります。フロム駅の標高は11m、ミュルダールは866m、標高差855メートルを1時間かけて登ります。
 
   
 
   
午後2時40分フロム駅を発車、列車はホーレイナ駅(標高48m)を過ぎたあたりから登りがきつくなりフロム川沿いを右に左にカーブを切りながら標高を上げて行きます。途中唯一複線となっているブレークヴァムの駅(標高343m)で下ってくる列車とすれ違います。  
    
 
   
出発してから約50分ショスフォッセンに停まります。目の前がショースの滝です。ものすごい水量で水しぶきがカメラを構える観光客に襲い掛かってきます。一眼レフをしまって防水機能のすいたコンデジで撮影です。突然音楽が流れ出し「山の妖精」と呼ばれる女性が登場し踊りだしました。といってもわずか1、2分のことですけど。  
   
 
   
 
       
午後3時50分列車はミュルダール駅に到着、ここからベルゲン鉄道に乗り換えヴォスまで移動です。  
   
 
 
午後4時15分にミュルダールを出発した列車は午後5時にヴォスに到着しました。ここからバスとフェリーで今日のホテルのソグネフィヨルドにあるバレストランド間で移動です。ホテル到着は午後8時、明日はブリクスダール氷河の観光です。
        
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