ポンペイ、カプリ島、アルベルベッロ
 
ポンペイ(2000年2月及び2004年9月訪問)
 
「ポンペイ、エルコラーノおよびトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域」として1997年世界文化遺産に登録
紀元79年ヴェスビオス山の突然の大噴火により、紀元前より栄えていたポンペイの街は降り注ぐ火山灰や流れ来る溶岩流により飲みつくされ、この世から姿を消しました。その後忘れ去られていたこの街が偶然発見されたのは18世紀になってからであり、伝説となっていたポンペイが再び日の目を見ることとなったとのことです。
遺跡の中を歩くと繁栄していた当時の街を示すように、石畳で続く道は歩道と車道を区別して下水を通すように車道は一段低くしてあります。車道には馬車の轍の跡がくっきり残っていたり、商店街は営業途中であったのかパン屋さんのパンがそのまま残っていたり、あるいは人々生活していたそのままの姿で亡くなったと思わせる資料も残っており、自然災害のすさまじさを物語っていました。
最下段の写真で後ろの山がヴェスビオス山です。
 

カプリ島(2000年2月訪問)
 
イタリア有数のリゾート地であるカプリ島は「青の洞窟」で有名ですが、日によっては波が高くてボートが洞窟に入れないこともあると聞いていたのですが、船着場に行ってみたところ生憎と運行中止とのこと。やむを得ず島を散策することとなりました。
 
カプリ島の地図
 
アルベロベッロ(2000年2月訪問)
 
人口1万人足らずのこの街は、15世紀半ば頃から造られ始めた「トゥルッリ」の街として有名です。平らな石灰岩を積み上げてとんがり帽子のような屋根の家が1000軒近くもあり、街全体が1996年に「アルベロベッロのトウルッリ」として世界文化遺産に登録されています。
街を散策すると小さなお土産やさんがあったり、中を見学させてくれるところもあります。ここを見学したときは朝から降っていた小雨が突然雪に変わり、ツアー参加者はびっくり!!
サンティ・メディチ教会
19世紀の終わりに建てられた左右対称の2つの鐘楼が特徴の教会で、この街の守護聖人二人を祀っています。
 
     
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