プエルト・ラピセとカンポ・デ・クリプターナ

プエルト・ラピセ
ラ・マンャ地方の小さな宿場町プエルト・ラピセ、16世紀ごろにムルシアに移動する絹織物商人のための宿屋が数軒あったと記録されているようで、セルバンテスが記した「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」の舞台となったことで有名です。

 
セルバンテスはここプエルト・ラピセの宿屋に何回か宿泊したとのことですが、現在は「ラ・ベンタ・ドン・キホーテ」というレストランになっています。我々もここで昼食です。
 
        
ドン・キホーテの小説の一部が書かれているタイル画  
   
 
ラ・ベンタ・ドン・キホーテ前の小さな教会  
    
カンポ・デ・クリプターナ
ラ・マンチャ地方には何ヶ所や風車小屋のある小さな街がありますが今回はカンポ・デ・クリプターナの観光です。ラ・マンチャ地方の青空の下で白い風車小屋が映えてとてもきれいです。
 
   
 
    
 
   
 
     
 
   
      
   
 
 
エリンギウム
セリ科の多年草の花で刺状の鋸歯をもっており、夏に白や紫色の花が咲くようですがラ・マンチャ地方の夏は40℃以上の日が続くとのことであり、既にドライフラワー状態。知らずにそばを通ってぶつかり、思わず「イタッ」と声を出す始末でした。
 
 
イヌサフラン
ユリ科の花でアヤメ科のサフランとよく似ています。
サフランのめしべは赤い色をしていて乾燥させて香辛料として用いますが、こちらは毒があるので注意が必要です。
 
 
カンポ・デ・クリプターナの観光を終えてマドリードのホテルへ。明日は日本へ向けて出発です。バスの車窓からはコンスェグラの風車小屋が遠くに見えます。  
   

こちらは現代の風車
、粉は挽きません、発電機です。
 
 
    
   
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