ザルツブルク
 
塩(ザルツ)の城(ブルク)という意味を持つこの街、近郊で取れる塩を街中を流れるザルツァッハ川からヨーロッパの各地に送り、その利益で古くから繁栄していたようです。この街はモーツァルト生誕の地としても知られており、毎年夏に開催される「ザルツブルク音楽祭」は大勢の観光客が詰めかけ街中が大混雑になるとのことです。
街の南側にある高台にはホーエンザルツブルク城が街全体を見下ろすように建てられており、旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコの世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録されています。
『この地を「ザルツブルグ」と発音している人が多いようですが、標準ドイツ語では「ザルツブルク」が正しいとのことです。』

 
   

ザルツァッハ川越しに見るホーエンザルツブルク城(マカルト小橋より撮影)
 
ミラベル宮殿
 
17世紀の初めに大司教ヴォルフ・ディートリヒが愛人のために建てたとのことですが、19世紀の初めに火災にあい殆んどの部分を焼失し、クラシック様式で再建したもので、現在は市役所、図書館、ホールとして使用しているそうです。
 
 
        
    
         
      
      
   
      
 
      
モーツァルトの生家と住居
1756年の1月ザルツブルクの旧市街、ゲトライデカッセに面した建物の4階(下左の写真・内部撮影禁止)でモーツァルトは誕生し、18年間ここで過ごした後にタンツマイスターハウス(舞踏教師の家)と呼ばれる家(下右の写真)に引っ越しました。  いずれも内部はミュージアムとなっていてモーツァルトが使ったピアノやヴァイオリン、自筆の楽譜等が展示されています。
 
        
   
      
三位一体教会
モーツァルトの住まいのそばにある教会で、フィッシャー・フォン・エルラッハによる設計で17世紀末から18世紀の初めにかけて建てられたバロック様式の教会です。
   
   
カラヤンの生家と銅像
音楽界の帝王として知られる指揮者ヘルベルト・フォンカラヤンの生家は、ザルツァッハ川に架かるマカルト小橋のそばに残されており、庭には指揮する姿のカラヤン像が置かれています。
 
 
 
   
   ザルツァッハ川の風景
 
川に架かるのはマカルト小橋(歩行者・自転車用)橋の右にあるのがカラヤンの生家です。
 
   
トライデガッセ
ザルツブルクの旧市街で最もにぎわう小路として知られており、道の両側にはいろいろなお店が並んでおり、鉄細工でできた看板が目を引きます。右側の写真はモーツァルトの生家から撮影したものです。
 
 
      
   
ザルツブルク祝祭大劇場
ザルツブルク音楽祭の主会場として使用されており、1960年の完成とか。この建物旧市街の中にあって最近の建築ですが、その方法は街の西側にあるメンヒスベルクという丘陵の岩盤を55,000uもくりぬいて造られたとのことです。
 
   
コレーギエン教会
ザルツブルク大学の付属教会で、モーツァルトの生家の裏側の通りにあり、教会前の広場は市場となっており、野菜、花、アイスクリーム等のお店でいっぱいとなっています。
 
   
大聖堂
この大聖堂は774年に建造、12世紀にロマネスク様式で改築、17世紀にゴシック様式で再建されています。大聖堂前の広場にはマリア像があり、立つ位置によってマリア像が冠を戴く写真が撮れますが、皆さんが撮りたがるためなかなかいい位置でシャッターが切れません。(右の写真)
 
 
     
       
       
フランツィスカーナ教会   旧市庁舎の時計塔   
  
 
 
 
     
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