セビリア

コルドバからバスで約2時間セビリアに戻りこれから市内観光です。
アンダルシア州の州都であるセビリアはスペイン第4の都市でセビージャ、セビリヤ、セビーリヤなどとも呼ばれており、グアダルキビール川沿いにあるセビリアは古くから港湾都市として栄えている古い街です。
 
マエストランサ闘牛場(セビージャ闘牛場)
18世紀に建てられた闘牛場で、スペインの闘牛場の中でも古いもののひとつです。
 
セビリア大聖堂

セビリア大聖堂は15世紀初頭から100年かけてルネサンスとゴシックの混合様式で建てられており、スペイン最大でバチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ世界で三番目に大きいカテドラルです。ムーア人が支配していた時代にはモスクがあった場所とのことで内部にはモスクの名残がいくつもあり、ヒラルダの塔と呼ばれている鐘楼はモスク時代のミナレットでありました。

このセビリア大聖堂は、アルカサル、インディアス総合古文書館とともに1987年ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
 
   
   
カテドラルの入口で上を見上げると「ワニ」の剥製とも見えるものが、調べてみるとどうも「トカゲ」の剥製とのこと。でも何でここに飾られているか不明のようです。  
   
 
   
コロンブスの墓
新大陸を発見した探検家クリストファー・コロンブスの棺。担いでいるのは当時のスペインを構成していた4人の王様です。
 
   
ヒラルダの塔
もとはモスクのミナレットであったこの鐘楼は高さ98m、ミナレット当時の外面のアラベスク模様をそのまま残し塔上部に女神像を追加しています。
塔に登るには螺旋状の坂道で、階段ではありませんが結構きついです。当時はロバで登っていたとか。
 
   
 
ヒラルダの塔から見るセビリアの街並み(左)とマエストランサ闘牛場(右)  
   
塔の中には大きな鐘が28個備え付けられており、手動で鳴らしていたとか(1988年から電動化)。このそばを通るときに鳴り出したらかなりの音ではないでしょうか。  
   
インディアス総合古文書館
16世紀に建てられた旧商品取引所を用いている公文書館で、アメリカ大陸、フィリピン等のスペイン帝国時代の膨大な古文書を所蔵しているとのこと。
 
   

台聖総

アルカサルのライオンの門
 
   
       サンタクルス街(旧ユダヤ人街)の中にある「キスの道」とも「キスの通り」と呼ばれている路地
細い路地で、二階のベランダで向かい合うとキスができるくらい細いところからこう呼ばれるようになったとか。
 
   
パティオ
スペイン語では「裏庭」との意味だそうですが、家々の中庭は植栽、鉢花等が置かれており、各都市ではパティオコンクールも行われているとのこと。
 
   
ゴミ処理機
ゴミ処理機といってもこの中でゴミを細分化するというものではなく、ゴミを投げ込むと地下に落ちエアーによってゴミ処理場まで送られてそこで処分すると方法のようです。
ゴミ置場の箱に入れて回収業者者が車で回って回収、処分場まで持ち込むという方法がほとんどですが、イニシャルコストは高いかもしれないけど長い目で見れば得なのでしょうか。
 
   
ムリーリョ公園のコロンブスのモニュメント
サンタクルス街の入口にある公園に建つこのモニュメント、コロンブスの偉業をたたえるものとかで、中央にはサンタ・クルス号を模した船が、舳先の方向はアメリカ大陸を向いているとのこと。
        
      
スペイン広場

1929年当地で開催されたセビリア万国博覧会「イベロ・アメリカ博覧会」の会場施設としてムデハル様式で造られたもので、両翼に半円形に延びる回廊と、スペイン各県の歴史的出来事を描写した壁面のタイル画が特徴となっています。
 
   
 
   
 
    
 
   
 
   
自転車専用道に設けられたスピード制限の標識
ヨーロッパでは自転車専用通行帯が設けられているところが多く見かけられます。専用通行帯といってもむやみにスピードを出してはいけないということでスピード制限を設けているようです。
日本の場合は専用通行帯でない歩道を超スピードで走る自転車が多く歩行者とぶつかり怪我をさせることも出ていますのでこのようなスピード制限も必要なのでは。
 
   
明日はマドリードにスペイン新幹線AVEに乗って移動です。出発が遅いので近場の写真をと思ってもここセビリアのホテルも中心部からかなり離れているのでのんびり部屋で過ごすしかなさそうです。  
    
9月19日セビリアのホテル出発は9時半、セビリア駅でのスペイン新幹線の出発時間は10時45分と超のんびりの行程です。  
     
黄金の塔
バスがホテルを出発して駅に向かう途中グアダルキビール川添いに立つ黄金の塔が見えてきました。この黄金の塔は13世紀の初めに川の両岸に建てられ通行する船の検問を行っていたとのことで十二角形の塔の上部が金色のタイルが張られていることからこう呼ばれるようになったとのことです。
 
   
サン・テルモ宮殿
こちらも車窓からの撮影ですが、19世紀ブルボン王朝時代の宮殿としてバロック様式で建てられたもので、現在はアンダルシア州政府の建物となっています。
 
   
セビリアのサンタ・フスタ駅(左下)とスペイン新幹線AVE(右下)
駅に着いたのは10時チョット前、出発まで50分ほどあります。これだったら黄金の塔とサン・テルモ宮殿のところで写真タイム設けてくれてもよかったのに。
 
   
 
 

ジャカランタの花
 
        
        
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