四万十川の沈下橋(2012年11月8日撮影)

高知県の西部を流れる四万十川全長196kmkmの四国最大の河川で、「最後の清流」とも「日本三大清流」とも呼ばれるほどきれいな川で、「日本名水百選」にも選ばれている川です。この川には支流を含めて47もの沈下橋が架けられています。
2011年の4月にツアーで四国を周った際には「佐田の沈下橋」を見ましたがあいにくの雨模様、今回は下流の「佐田の沈下橋」から「岩間の沈下橋」まで車で見てまわりりました。
  
佐田(今成)沈下橋
四万十市の中心部から県道340号線を橋って約6q、20分で佐田沈下橋につきます。この橋は沈下橋では最下流にあり橋長は291.6mと沈下橋中最も長い橋で、観光シーズンでツアー客がよく訪れるところです。
 
        

佐田休憩所で撮影

橋の上より上流方向を撮影
 
三里(深木)沈下橋
佐田沈下橋から上流に3.4km、車で10分くらいのところにあり全長は145.8mです。
 
 

橋の手前で車を止めて撮影

下流側(右岸)から撮影
 

上流側(左岸)から撮影

上流に向かって右岸から撮影
 
高瀬沈下橋
三里沈下橋を過ぎてから国道441号線を上流へ約4.8q、車で15分くらいのところに高瀬沈下橋があります。全長は沈下橋の中で3番目に長い232.3mです。
 
 
        
   
勝間(鵜の江)沈下橋
高瀬沈下橋から約3.7q更に上流へ車で約8分で勝間沈下橋に着きます。ここの橋げたは他の沈下橋が橋桁が2本であるのに対して3本とチョット変わっています。この橋では大ヒットした映画釣りバカ日誌のシリーズの14作目が撮られたことで有名です。橋の全長は171.4mです。
 
        
        
ヤナギタデの紅葉
タデ科の植物であるヤナギタデ(柳蓼)、「蓼食う虫も好き好き」といわれますが、この「蓼」はヤナギタデのことを指しているようで、秋になると長い花序が紅葉し河原が赤く染まります。
 
   
口屋内大橋
次は口屋内沈下橋ですがここでこの赤い橋を渡り更に上流へと走ります。
 
    
口屋内(屋内)沈下橋
なぜ口屋内大橋を渡ったかというと、口屋内沈下橋は2010年の8月に橋の一部が陥没し通行止めになっていたところに同年の12月7日に陥没していた橋桁が川に落下して支えていた橋脚も倒壊。現在工事中のため国道側から撮影ができないためです。
 
   
対向車も来ないので口屋内大橋の上で止まって、口屋内沈下橋を撮ってみました。橋の右端がないのがわかります。
川はこの手前で支流の黒鱒川と合流しています橋の長さは240mです。
   
 
   
現在工事中で2012年度中には完了する予定とのことですが、国道側では工事が進んでいるようですけど、見る限り橋の部分には工事の手が入っていないのでチョット遅れるのかもしれませんね。  
   
岩間沈下橋
写真を撮った後に口屋内大橋を渡り441号線を更に北上すること約8.3km、20分で岩間沈下橋です。全長は120mとそんなに長くありませんが、沈下橋のなかで一番人気がありテレビやポスターでよく見られるのがこの橋です。
 
    
 
   
 
   

橋の反対側から見ると西土佐岩間の集落が正面に見えます。
 
   
佐田沈下橋から岩間沈下橋まで写真を撮りながら約1時間半くらいです。撮影のあと私は宇和島方向へ向かいましたが岩間はちょうど中間点くらいですので土佐市へ戻ってもいいかもしれません。  
 
   
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