塩船観音寺
 
青梅市塩船にある塩船観音寺のつつじが見頃との情報で出かけてみました。
青梅線の河辺駅からバスで約10分、塩船観音入口のバス停で降りて、歩くこと約10分で山門に着きます。
ここ塩船観音時は、正式なお寺の名前は大悲山塩船観音寺といい、大化年間(645~650)に、若狭国の八尾比丘尼が千手観音像を安置したことがはじまりと伝えられる歴史のあるお寺で、境内には国の重要文化財に指定されている室町時代後期に建てられた本堂、阿弥陀堂、仁王門があります。
ここ塩船観音寺のつつじは東国花の寺百ケ寺12番の札所とあり、つつじ祭りが開かれているこの時期は、色とりどりのつつじが咲いていて訪れる人たちを楽しませています。

(所在地:青梅市塩船194)
 
     
 
茅葺屋根の仁王門には阿形と吽形の金剛力士像が安置されています。
 
     
 
参道
 
     
 
室町時代に建てられた阿弥陀堂は、解体修理で屋根が銅板葺きとなっています、
 
     
 
堂宇の中には弘法大師と薬師如来の小さな石像があります。
 
     
 
桃山時代に建てられたと推定され、「ぼけ封じ薬師如来」の幟旗がある薬師堂は、お参りする人が絶えません。
 
     
 
室町時代に寄棟造りで建てられた本堂、屋根は奥多摩の虎葺きと呼ばれる茅と杉皮の交ぜ葺
 
     
 
護摩堂(左)と本坊(右)
 
     
 
  鐘楼堂
茅葺屋根の鐘楼堂には、寛永18(1641)年に鋳造され、青梅市の有形文化財に指定されている梵鐘があります。
 
     
 
  七社権現社
貞観年間(859~877年)に寺の鎮守として奉遷されたと伝えられる七社権現が祀られています。
      
  児玉稲荷社
子宝成就・安産出生に御利益があるとされている児玉稲荷が祀られています。
 
     
   
     
   
     
   
      
 
 
 
  つつじ園の最上部にある塩船平和観音立像は平成22(2010)年に建立されたもので、大きさは台座を含めて約15mあるとのこと。  
     
   
     
   
     
   
      
 
 
 
      
   
     
 
裏山ではもう紫陽花が咲き始めています。
 
     
 
 
     
     
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