ヴェネツィア(1987年にヴェネツィアとその潟」として世界文化遺産登録)

ヴェネツィアは是非訪れたかった街のひとつです。水の都といわれるこの街は、150もの運河と400を越える橋で街々を結んでおり、車の利用ができないので交通手段はひたすら歩くかヴァポレットと呼ばれる水上バスを使うこととなっています。また、付近には100以上の島が点在しており、これらの島とは船で行き来がされています。
 
サン・マルコ広場への道
サンマルコ広場へ続く道は観光客でいっぱいでした。
サンマルコ寺院
9世紀の初めに聖マルコの遺体をまつるため建てられたロマネスク・ビザンチン様式のこの建物の内部は金箔やモザイクで飾られており、ビザンチン帝国の遺品が飾られている宝物館が併設されています。写真は朝に撮ったものですが、昼間のこの広場は大勢の観光客で埋まります。
大鐘楼とヴェネツィア市街
サンマルコ寺院の大鐘楼と大鐘楼からみたヴェネツィアの市街です。残念ながら靄っていてきれいに撮れませんでした。
ゴンドラ
ヴェネツィアといったらゴンドラです。昔は交通手段として利用されていたとのことですが、現在はもっぱら観光用として使われており、我々ツアー一行も乗船。但し、朝一番での乗船となったためほかのゴンドラは殆んど出ておらず、スイスイと行くのですが写真としてはちょっと物足りない運河風景となりました。
嘆きの橋
ドッカーレ宮殿から牢獄へと続くこの橋は17世紀に造られ、有罪が確定した罪人達はこの橋を渡って牢獄へ。橋の窓から景色を見て嘆き悲しんだことから、この名がついたといわれています。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
17世紀に猛威をふるったペストの終焉を感謝して建てられた教会で、サンマルコ広場と潟を挟んで反対側にあります。
ムラノ島(左)と廃屋のある島(右)
本島から船で30分くらいのムラノ島はヴェネチアングラスの発祥の地で、ガラス工房が多くあります。また、島に行く途中にはこのほかにも朽ちた建物だけが残る小さな島がいくつもあります。
ブラノ島
家々の壁はカラフルな塗装がしてあり、よそでは見られない街並みです。この島はレース網で有名とのことで、土産物屋の店先には色々なレースの土産品がおいてありました。右の写真は島にある斜塔です。
帆船
夕暮れのヴェネツィア
    
    

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