エギスハイムとミュールーズ  
   
エギスハイム

今日は朝から冷たい雨が降っています。それでなくても寒いのに風邪をひかないように完全防備で風邪を引かないようにして観光へ。
ストラスブールのホテルからバスで約50分、フランスの最も美しい村のコンクールや花のグランプリにも選ばれているエギスハイム(或いはエギスアイム)に到着します。
アルザスワイン発祥の地とされるエギスハイムでは4世紀頃からワイン作りが始まったといわれており、アルザスワイン街道の中ほどに位置する人口1600人足らずの小さな村で、木骨造りの家並みが続きます。雨の降る中村の中を散策です。といってもちいさい村ですので30分あったら一回りできてしまいます。
 
   
村の入口にある「フランスの最も美しい村」協会の認定看板
協会の厳しい審査を獲ないとこの看板は貰えず、又認定後もチェックが行われ剥奪されることもあるようです。
        
        
エギスハイム城と聖レオン噴水
中央の建物がエギスハイム城で広場の中央には聖レオンの噴水があります。
城の屋根の上にはコウノトリの巣があり、しばらくそこでツアー客一行は上を見上げることに。
        
数分待っていると一羽が飛び立ちました。あいにくと300ミリの望遠レンズはバスの中、70ミリのレンズではこれが精一杯。
        
        
        
        
         
          
 

イースターの飾付け
      
ミュルーズ

エギスハイムから約40分でミュルーズ(ミュールーズ)に到着です。雨は上がりましたがどんよりした雲が空をおおっいます。
ミュルーズとは「水車小屋の地」という意味があるようで、イル川やドレ川等の水資源を利用した染色工業の街として18世紀に発展したところで人口は約11万人
 
         
ミュルーズ駅
1839年に最初の駅が造られたということですが、建て替えや第2次世界大戦時のドイツ軍の爆撃もあったとのことで現在の駅舎は1955年に建てられたものです。市内には最新型のLRT(トラム)も走っています。
 
   
ラレユニオン広場
街の中心となる広場で市庁舎やサン・テティエンヌ寺院などがあります。
 
 
 
   
市庁舎
16世紀の半ばに建てられたこの市庁舎は赤い砂岩で造られており、壁にはフレスコ画によるトリックアートが描かれています。晴れていればもう少しきれいに撮れるのでしょうがちょっと残念です。
 
   
 
   
サンテティエンヌ寺院(「サンエティエンヌ」とも呼ばれています。)
11世紀の終わりに建てられたこの教会は何度か建て替えられたようで現在の教会は19世紀の半ばにゴシック・リヴァイヴァル様式で再建されたものとのこと。
あいにくと扉が閉まっていて中には入れず。(調べてみたところ2009年から2019年までかけて全体を修復している最中とのこと。)
  
      チョット代わった日時計
ラレユニオン広場に置かれていた日時計ですが、普通見かける日時計は目盛りに時間が刻まれていますが、この日時計は月が刻まれています。
 
ミュルーズではこのほかに染織美術館や自動車博物館もあるようですが、観光予定に入っていないので今日のホテルがあるディジョンに早めに移動です。
  
  
  
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