アルバラシン  
 
バレンシアのホテルを出発してから約2時間半、アルバラシンに到着です。
ここアルバラシンは、人口が約1000人ほどの小さな村で、標高約1200mの高地のアルバラシン山地とウニベルサレス山地の間の山の裾野にあって、村の建物は断崖の斜面に築かれて、周りをグアダラビアル川が流れています。
村の歴史は古く鉄器時代までさかのぼることができるようで、当時はケルト人が定住し、洞窟壁画を描いていた遺跡も残されています。9世紀にはベルベル人の一族アル=バヌ=ラジンが移り住みタイファと呼ばれた小王国を建国。これが現在の地名のもととなっています。村には10世紀に造られた城の城壁が残されていて赤煉瓦の家並みとが古き村の様子を伝えています。この村は時には「天空の鷲巣村」とも呼ばれ、スペインの最も美しい村のひとつにあげられていますが、訪れる観光客はまだ少ないようで、昼間でもひっそりとしたたたずまいです。
 
     
   
  右手の塔はサン·サルバドール大聖堂の鐘楼で、12世紀に創建され、一時はイスラム教のモスクとなっていましたが、16世紀に再建されたもので、鐘楼のカラフルなタイル屋根が特徴的です。その左には城壁が残っているのが見えます。  
         
 

村の門の上部には子供を抱いたマリア像らしきものが描かれていますが、どうやら村の紋章のようです。残念なことにかなり剥げ落ちいているためよく見えません。
下は村の紋章です。
 
         
   


村の家の壁にはお人形が飾られています。子供が生まれるとこうして人形を飾る風習があるようで、人形から見てこの家では男の子が生まれたようです。
 
          
   
  村は細い路地が折れ曲がりながら続き、家が軒を接するように建てられています。おまけに斜面にある村なのでアップダウンがあって年寄りにはちょいと厳しい村歩きです。  
     
   
  村の中心となるマヨール広場、といっても小さい村ですのでそんなに広くはありません。広場にはタウンホール(下の写真)があります。  
   
     
 
 
 
   
   
  村の周りを流れるグアダラビアル川、上流のグアダルビアルを源に発し、途中トゥリア川と名を変えながら、下流のバレンシアで地中海に注ぎます。  
     
     
  城門を潜るとMurallas(城壁)と書かれた道標があります。ここから城壁に行けるようです。  
     
   
  見上げると城壁は結構続いているようです。時間があれば上まで行きたいのですが、ツアーの限られた時間ではそうもゆきません。  
     
   
     
   
  少し戻って違う場所から見ると長く続く城壁が見えます。Google mapで調べると、コの字形に曲がっており、その長さは500m以上あるようです。私は訪れたことはありませんが、写真で見た中国の万里の長城のような雰囲気です。  
   
   
  城壁の途中には人影も見えます。  
     
   
  ひときわ高い位置にある塔はエル·アンダドールの塔と呼ばれています。  
     
   
     
   
     
   
     
   
     
  アルバラシンのマップ  
     
  もう少し村歩きをしたいけれど、昼食後午後3時にバレンシアに向けて出発です。  
     
     
     
  トップページに戻る  スペインのいちばん美しい村に戻る    
                                              バレンシアを見る