"ポルトガルのヴェニス"アヴェイロ
 
コインブラから北へ約1時間でアヴェイロ(Aveiro)に到着します。ここアヴェイロはポルトガル中部の大西洋に面した街で、イタリアのヴェニス同様に潟の多い街で、"ポルトガルのヴェニス"とも呼ばれています。
海に面した街ですので、製塩業や漁業、海藻を基に肥料としての牧畜業が盛んな街です。
 
      
   
  街の中心部を運河が流れており、肥料用の海藻を集める極彩色の絵で飾られたBarco Moliceiro(=バルコ・モリセイロ)、単に「モリセイロ」と呼ばれるゴンドラが行き交っています。  
     
 
 
 
  まずは「モリセイロ」に乗って中央運河を少しだけクルーズです。舳先や舳に絵が描かれていますが、右の船の舳の絵はちょっとエロティックです。  
     
 
アヴェイロ市議会
 
     
   
  橋の手すりには「愛の南京錠」よりも、色とりどりのリボンのようなものが結ばれています。これも愛の証しを示しているのでしょうか。  
     
 
  現地ガイドの陽気なおじさんが、渋い声で一曲歌を歌ってくれました。手に持っているのはギターに似せた手作りの箱です。
 
     
 
ここのゴンドラはモーター付きです。
 
      
  ミニクルーズを終えて、これから約1時間フリータイム。アヴェイロの町中を地図を片手に歩きます。  
      
   
  ジャカランダの花が咲くレプリカ広場には市庁舎があります。  
      
 
 
 
  ミゼリコルジア教会(Igreja da Misericórdia de Aveiro)
レプリカ広場にあるこの教会は、16世紀に創建されたもので、正面ファサードは18世紀に改装された際に施されたアズレージョで装飾されています。
 
     
   
  こちらの家は一般の家のようですが、壁のアズレージョが見事です。  
     
 
 
 
  アヴェイロ大聖堂
16世紀に建てられた教会ですが、大聖堂というほど大きな教会ではなく、内部も質素な教会です。
 
      
   
  運河のところに戻ってきました。岸辺には客待ちのモリセイロ、その沖にはロシオ庭園が見えます。
 
 
   
  運河沿いにはアールヌーボースタイルの建物が並んでいます。中央の建物は市立博物館、その右はツーリスト・インフォーメーションとなっています。  
     
 
  窓から女性が見つめていると思ったら、左側の窓はすべて「だまし絵(トリックアート)」でした。
 
     
 
 
 
  ヴェラ・クルス教会(Igreja da Vera Cruz)  
   
   
  アヴェイロ旧駅舎
1861年に建てられた駅舎で、現在はすぐそばに新しい駅舎が建てられ使用されていません。壁はきれいなアズレージョで飾られています。もう少し近づいて撮りたいのですが、フェンスがあって近づけません。
 
     
 
 
       
  午後5時半、アヴェイロの観光を終えてコインブラのホテルに戻ります。  
     
     
       
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