ウロ渓谷(ピニャオンからペゾ・ダ・レグアへ)
 
観光も残すところあと2日、今日はドウロ渓谷の観光です。コインブラのホテルからバスで北へ約2時間40分ほど走ってピニャオンまで行き、ピニャオンからポルトガル鉄道のドウロ線に乗り、レグアまで行きます。
 
     
   
  コインブラから約2時間A24号線を走り、ドウロ川沿いにN222号線に入ると川の両側の斜面にブドウ畑が広がります。この付近のドウロ渓谷は、広大なブドウ畑となっていて、ポート・ワインの生産地として有名で、2000年にユネスコの世界遺産に「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」として登録されています。  
     
   
  ピニャオン駅に到着です。駅舎の壁には何枚ものぶどう畑やワイン造りから出荷の様子が描かれたアズレージョンがあります。
尚、ピニャオンはポルトガル語でPinhãoと書き、ピニョンとも呼ばれています。
 
     
   
     
   
     
  そのうちの何枚かをアップで撮ってみました。  
     
   
      
   
     
 
 
 
     
   
   
   
  ドウロ線はポルトとポシーニョの間を、ドウロ渓谷沿いに走るローカル線で、電化はされていません。  
   
   
  ピニャオンのぶどう畑
山の頂上まで段々畑が続くぶどう畑はここだけでなく、ほとんどの地域がこのような風景です。
アルト・ドウロ・ワイン生産地域でのワイン生産は、12世紀の半ばから始まり、修道院の組織的な活動により生産が増大。ドウロ川を利用してポルトまで運ばれる遠距離交易が行われるようになって、高品質ワインの生産そして輸出が行われ出しました。
因みに「ポートワイン」は、この地区で栽培された葡萄を原料としたワインにのみその名を利用することができ、日本で一時期「赤玉ポートワイン」の名で販売が行われていましたが、商標権の問題でその名を変更しています。
 
     
  列車に乗って3駅先のレグアに向かいます。わずか15分の列車の旅です。  
   
   
  ドウロ川沿いに列車は走りますが、あいにくの曇り空、おまけに列車の窓が開かず、写真を撮ってもいい色が出ません。  
   
     
   
  レグア(Regua レーグアともいいます。)駅に到着です。ここで昼食をとった後に、バスでギマランイスに向かいます。レストランに行く途中の道沿いにも大きなアズレージョがあります。  
     
   
     
   
     
   
     
  昼食後、午後2時半過ぎに次の目的地ギマランイスに向かいます。  
     
     
      トップページに戻る     ポルトガル その2に戻る 

                       ポルトガル発祥の地 ギマランイスを見る