ブレーメン
 
ハーメルンを出発して約2時間40分で北部にあるブレーメンに到着です。ハーメルンを出発していた時は晴れていましたが、あいにくと少し空が曇ってきました。
ドイツ・メルヘン街道の終点ともなるここブレーメンは、自由ハンザ都市ブレーメン(ブレーメン州)の州都で、人口は約55万人。町の起源は、Breme又はBremumと呼ばれる部族がヴェザー川の右岸に定住したことが始まりとされていて、商都としてのブレーメンの記録は8世紀まで遡ることができるという古い町です。
観光は、町の中心にあるマルクト広場周辺です。
 
   
   マルクト広場には18世紀から19世紀初めの建物が建ち並んでいます。  
 
市庁舎

マルクト広場に向いて建てられた市庁舎は、1405年から1409年にかけてブリック・ゴシック様式で建てられたというから、すでに600年以上経過しているという歴史があります。
建物は建築後数回にわたって修復が行われているとのことですが、訪れたこの日はあいにくと修復中で、ご覧のように工事の足場と幕で覆われている始末です。
市庁舎は第2次世界大戦の連合軍による攻撃の際には市民が協力して被害を免れたという歴史があるようです。
このブレーメン市庁舎とローラントの像(下)は、2004年に「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
     
 
     
ブレーマー・ラーツケラー
市庁舎の地下にある酒場で、開店前の準備中に写真を撮らせてもらいました。
400種類を超えるワインが置かれており、ドイツ最古といわれる1653年生の酒樽もあるとのこと。右の写真の樽には1737年とあります。
   
 
        
ローラント像
ローラントの像は、中世文学の「ローランの歌」に登場するローランをかたどったもので自治都市ブレーメンを象徴するものとして、ブレーメン市内に4体置かれています。
マルクト広場にあるこの像は、市庁舎の正面に、ブレーメン大聖堂に向かって建てられており、最初の設置は1404年に木像で造られてましたが大司教が放火して焼失したため石像に置き換えられたものです。
像の高さは、5.47mあり天蓋を含めると10mを超す巨大なものです。
第二次世界大戦の際には倒壊を避けるため、市民たちが煉瓦製のシェルターで保護したとのことです。
    ブレーメンの音楽隊
市庁舎の西壁に置かれ1953年に造られたこの像は、グリム童話の物語に出てくる泥棒を追い払う情景の場面のロバ、イヌ、ネコ、ニワトリの像です。童話ではブレーメンまでたどり着いていないようですが、自分たちの町に因むものとして市民たちに受け入れられて、今ではローラントの像とともにブレーメンの象徴になっています。
 
 
        
  シュッティング
マルクト広場で市庁舎と向かい合うように建てられているのがこのシュッティングで、1538年にヴェーザー・ルネッサンス様式で、ギルド組合の建物として建てられたもので、1849年からはブレーメン商業会議所として用いられています。
 
     
ブレーメン大聖堂(ペトリ大聖堂)
8世紀の後半には木造の教会がすでに建てられ、その後石造りの聖堂が建てられましたが、1041年に起きた火災で全壊してしまいました。
その後、1068年から建設が行われ1250年頃までかかって現在の姿のロマネスク様式に初期から後期のゴシック様式が混淆して砂岩を用いて建てられたプロテスタント教会です。
第2次世界大戦時の1945年に空襲でかなり破壊されましたが、その後修復されています。
     
 
 
ベトヒャー通り
マルクト広場からすぐのところにあるわずか100m足らずの路地で、コーヒーで財を成したロゼリウスが、この通りの建物を次々と買い取り、自身が理想とする家並みを建て替えて造ったレンガ造りの建物が並んでいます。1920年代に建てられたものが多いですがちょっとレトロな感じがする路地です。
  
1588年に建てられたロゼリウス邸
  

ベトヒャー通り入口のモニュメント
 
細い路地です
 
     
  パウラ・モーダーゾーン=ベッカー美術館
パトロンをしていたロゼリウスが、パウラのために自分の邸宅の隣に1927年に建てた美術館でロゼリウスが蒐集していた美術品も展示されています。
 
   
   
市庁舎裏の広場では朝市(といってもすでに午後1時を過ぎていますけど・・・)が開かれています。  
      

                       ブレーメン地方裁判所
 
                          ブレーメン銀行
 
     
 
 
     
午後2時ブレーメンの観光を終えて次の目的地ハンブルクに向かいます。    
     
     
     
 
     
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