コルマール

リクヴィールからバスで約50分コルマールに着きます。リクヴィールで晴れていた空も薄曇となってきました。どうやら天気は下り坂のようです。コルマール駅の中にあるレストランで昼食を撮ってから観光スタートです。
人口約7万人のこの街は、9世紀に街の名が文献に残されており、13世紀初頭には城壁が築かれ街としての体裁が整えられました。この街もドイツとの国境に近いことから、仏独間の領有権争いに巻き込まれたとのことですが、街そのものは破壊されずに中世のたたずまい残されています。また、アルザスワイン街道の中ほどに位置する街は、「アルザス・ワインの首都」とも呼ばれています。

コルマール駅
鐘楼を備えた駅はドイツ時代の1907年にネオ・ゴシックとネオ・ルネサンス様式混合の形で建てられており、同時期に建てられたポーランドのグダニスク(グダンスク)駅を模して造られたようです。
    
  
  
頭の家(メゾン・デ・テット)
ドイツルネサンス様式で1609年に建てられたこの家、ファサードには111個の顔の彫刻が施されています。建物の上には「自由の女神像」の作者で知られる彫刻家フレデリック・オーギュスト・バルトルディによる樽職人の像があります。
  
       
         
ウンターリンデン美術館
13世紀に建てられたドミニコ会派修道院を改造して1853年に開館したこの美術館は中世、ルネサンスの絵画・彫刻が多く展示されており、地方の美術館では人気のある美術館とのことです。
        
        
コウノトリ
街中の家の屋根にはいくつものコウノトリの巣があります。ちょうど我々が通りかかったときに巣から飛び立つコウノトリが。レンズが望遠でなかったのであまり大きく写せなかったですが、高解像度のレンズであったので、トリミングしてみましたがあまりブレていません。
 
        
        
サン・マルタン教会
1365年に建てられた教会でアルザス地方を代表するゴシック建築の教会です。
        
  プフィステル館
ハウルの動く城のモデルになったといわれるこの館、16世紀半ばの建築で尖塔とで窓が特徴で壁にはフラスコが画が描かれています。
        
 
旧税関
中世時代コルマールの行政・経済の中心となっていたところで1480年にゴシック様式で建てられています。
        
        
プティット・ヴェニス
街中を流れる細い運河沿いにパステルカラーの木組みの家々が並びプティット・ヴェニスとして親しまれています。
 
        
        
        
        
 
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