ティグニカ遺跡～ドゥッガ遺跡～ケロアンのメディナ観光２日目、６時半のモーニングコール８時出発で、今日は世界遺産に登録されているチュニジア最大のローマ都市遺跡「ドゥッガ遺跡」の見学です。ドゥッガまではチュニスから約100ｋ、２時間くらいとのことでしたが、走り出してから１時間をちょっとすぎたあたりでバスが止まり、「これから遺跡の観光です。」といわれて見学したのが下の写真。ここは、ティグニカ〔Thignica〕の遺跡というそうですが、現地のガイドさんの話では最近発見されたのでガイドブックにも出ていないとのこと。ローマ時代の遺跡で少しずつ復元されているとのことでした。（帰ってから伝を頼って調べていただいたところ、フランス語で書かれたローマ時代の遺跡の特集に掲載されていることで、グーグルで検索したところ、古代劇場の写真がありました。。）







ドゥッガ遺跡ティグニカの遺跡を出発して約３０分、ドゥッガに到着です。紀元前４世紀ころからヌミディア王国の都市として栄え、その後カルタゴ、ローマの支配下になり紀元４世紀ころに最も栄え１万人もの人々がここで暮らしていたとのことです。チュニジアにあるローマ都市遺跡としては規模及び保存状態がもっともよい遺跡で、１９９７年に世界文化遺産に登録されています。ここを訪れたときは、我々ツアー一行以外に観光客がまったくなくいわば貸しきり状態、同じようなローマ遺跡のトルコのエフェスが観光客でごった返していたのがうそのようです。（添乗員さんの話ではこれだけ少ないのも珍しいとか）撮影にはカメラチケットの購入が必要です。
	遺跡の入口に設置されているユネスコの世界遺産であることを示すプレート
	劇場チケット売り場を過ぎてすぐ右に見えるのが劇場跡の柱です。
浴場の釜の入口	浴場の入口
	マッサージ台といわれたけど、今みたいにベッドがあるならいいけどこの上に寝たら背中が痛いでしょうね
	公衆トイレ男女共用で使用されていたとか。手前にモザイクが残っています。
	トリフォリウムの家トリフォリウムとは「クローバー」のことだそうで、小部屋の入口にクローバーの葉の形があります。ここは公営の売春宿であったそうで、それを示す男性のシンボルもあったとか。
	リビコ・ブュニック廟遺跡からちょっと離れて見えるこの塔、ローマ時代以前の紀元前３世紀のヌミディア時代に建てられたものだそうです。
	奴隷取引所跡奴隷達は男女が左右に分かれて座らされ、ここで競りにかけられて取引されたようです。後ろに見えるのはキャピトル（神殿）です。
フォーラム広場	風の広場
劇場丘の斜面を利用して造られており、１９段の観覧席で上からは遺跡全体が見渡せます。

キャピトル（神殿）ジュピター、ジュノーそしてミネルヴァの三神を祀っており、神殿奥の窪みの部分（聖室）には高さ６メートルのジュピターの像が置かれていたようです。下段右の写真はフォルムに置かれている彫刻です。


シリアナの街ケロアンに行く途中の昼食をとった街で、この近くではシュバシコウ（コウノトリ）が多く繁殖しているようで、右の写真のように高圧線の鉄塔の上に巣を作っています。

ケロアンケロアンについたのは午後４時ちょっと前、まだ日も高いので明日の見学予定となっていたアグラブの貯水池とメディナを見学することとなりました。ケルアン又はカイルアンとも呼ばれ、ビザンチン時代からの街を北アフリカのイスラム発祥の地として定められ１１世紀まではアラブ王朝の首都として栄えたようです。メディナは他の都市のそれと比べるととても小さく、北側のチュニス門から入ってものの数分で南側のショハダ門についてしまうくらいでした。この街は１９８８年に「聖都ケロアン」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
	アグラブ朝の貯水池メディナから少し離れたところにあるこの貯水池、９世紀のアグラブ朝時代に当時としては最高の技術によって造られ、大きさは直径１８ｍ。当初１４もの貯水池でケロアン市民の水がめとして利用され、現在も続いているのことです。写真で見るとわかりませんが中をのぞいてみるといろんなゴミが・・・
	チュニス門メディナへの入口の一つで北側に位置しています。
	メディナの中のスークチュニス門を入ると１１月７日通りが南側のショハダ門まで続いていて道の両側にお店があります。

	ビル・バルータメディナのちょうど中央あたりにあり、７世紀ごろに掘られた井戸で、一見普通の民家のような入口から２階に上がるとラクダが一頭います。このラクダが井戸の周りを歩くことによって水水が汲み上げられる仕組みになっています。
	ショハダ門とマルティール広場街の南側にあり、メディナのメインゲートとなっています。
	ショハダ門の入口に置かれた大砲
メディナの観光を終わってケロアン郊外のホテルに着いたのは日のまだ高い午後５時過ぎ、外の写真をと思ってもホテルの周りは何もなく、夕食を食べて９時過ぎにベッドインです。
チュニジアに戻る　　　　ケロアンのグランド・モスクとシディ・サハブ霊廟、スベイトラの遺跡に

ティグニカ遺跡～ドゥッガ遺跡～ケロアンのメディナ観光２日目、６時半のモーニングコール８時出発で、今日は世界遺産に登録されているチュニジア最大のローマ都市遺跡「ドゥッガ遺跡」の見学です。ドゥッガまではチュニスから約100ｋ、２時間くらいとのことでしたが、走り出してから１時間をちょっとすぎたあたりでバスが止まり、「これから遺跡の観光です。」といわれて見学したのが下の写真。ここは、ティグニカ〔Thignica〕の遺跡というそうですが、現地のガイドさんの話では最近発見されたのでガイドブックにも出ていないとのこと。ローマ時代の遺跡で少しずつ復元されているとのことでした。（帰ってから伝を頼って調べていただいたところ、フランス語で書かれたローマ時代の遺跡の特集に掲載されていることで、グーグルで検索したところ、古代劇場の写真がありました。。）







ドゥッガ遺跡ティグニカの遺跡を出発して約３０分、ドゥッガに到着です。紀元前４世紀ころからヌミディア王国の都市として栄え、その後カルタゴ、ローマの支配下になり紀元４世紀ころに最も栄え１万人もの人々がここで暮らしていたとのことです。チュニジアにあるローマ都市遺跡としては規模及び保存状態がもっともよい遺跡で、１９９７年に世界文化遺産に登録されています。ここを訪れたときは、我々ツアー一行以外に観光客がまったくなくいわば貸しきり状態、同じようなローマ遺跡のトルコのエフェスが観光客でごった返していたのがうそのようです。（添乗員さんの話ではこれだけ少ないのも珍しいとか）撮影にはカメラチケットの購入が必要です。
	遺跡の入口に設置されているユネスコの世界遺産であることを示すプレート
	劇場チケット売り場を過ぎてすぐ右に見えるのが劇場跡の柱です。
浴場の釜の入口	浴場の入口
	マッサージ台といわれたけど、今みたいにベッドがあるならいいけどこの上に寝たら背中が痛いでしょうね
	公衆トイレ男女共用で使用されていたとか。手前にモザイクが残っています。
	トリフォリウムの家トリフォリウムとは「クローバー」のことだそうで、小部屋の入口にクローバーの葉の形があります。ここは公営の売春宿であったそうで、それを示す男性のシンボルもあったとか。
	リビコ・ブュニック廟遺跡からちょっと離れて見えるこの塔、ローマ時代以前の紀元前３世紀のヌミディア時代に建てられたものだそうです。
	奴隷取引所跡奴隷達は男女が左右に分かれて座らされ、ここで競りにかけられて取引されたようです。後ろに見えるのはキャピトル（神殿）です。
フォーラム広場	風の広場
劇場丘の斜面を利用して造られており、１９段の観覧席で上からは遺跡全体が見渡せます。

キャピトル（神殿）ジュピター、ジュノーそしてミネルヴァの三神を祀っており、神殿奥の窪みの部分（聖室）には高さ６メートルのジュピターの像が置かれていたようです。下段右の写真はフォルムに置かれている彫刻です。


シリアナの街ケロアンに行く途中の昼食をとった街で、この近くではシュバシコウ（コウノトリ）が多く繁殖しているようで、右の写真のように高圧線の鉄塔の上に巣を作っています。

ケロアンケロアンについたのは午後４時ちょっと前、まだ日も高いので明日の見学予定となっていたアグラブの貯水池とメディナを見学することとなりました。ケルアン又はカイルアンとも呼ばれ、ビザンチン時代からの街を北アフリカのイスラム発祥の地として定められ１１世紀まではアラブ王朝の首都として栄えたようです。メディナは他の都市のそれと比べるととても小さく、北側のチュニス門から入ってものの数分で南側のショハダ門についてしまうくらいでした。この街は１９８８年に「聖都ケロアン」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
	アグラブ朝の貯水池メディナから少し離れたところにあるこの貯水池、９世紀のアグラブ朝時代に当時としては最高の技術によって造られ、大きさは直径１８ｍ。当初１４もの貯水池でケロアン市民の水がめとして利用され、現在も続いているのことです。写真で見るとわかりませんが中をのぞいてみるといろんなゴミが・・・
	チュニス門メディナへの入口の一つで北側に位置しています。
	メディナの中のスークチュニス門を入ると１１月７日通りが南側のショハダ門まで続いていて道の両側にお店があります。

	ビル・バルータメディナのちょうど中央あたりにあり、７世紀ごろに掘られた井戸で、一見普通の民家のような入口から２階に上がるとラクダが一頭います。このラクダが井戸の周りを歩くことによって水水が汲み上げられる仕組みになっています。
	ショハダ門とマルティール広場街の南側にあり、メディナのメインゲートとなっています。
	ショハダ門の入口に置かれた大砲
メディナの観光を終わってケロアン郊外のホテルに着いたのは日のまだ高い午後５時過ぎ、外の写真をと思ってもホテルの周りは何もなく、夕食を食べて９時過ぎにベッドインです。
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