フィレンツェ

午後4時フィレンツェに到着です。
今回のツアーでフィレンツェの観光は中心部の観光は行わず、2013年に世界文化遺産に登録された「トスカーナ地方のメディチ家の邸宅群と庭園群」の中のボーボリ庭園の観光です。
初代トスカーナ大公であるメディチ家の当主コジモ1世が16世紀半ばにピッティ宮殿を買い取って造らせたもので、その広さは4万5000m²もある大庭園で完成したのは17世紀に入ってからとのことです。
バスを降りたのはアルノ川に架かるアメリゴ・ヴェスプッチ橋のちかく。ここからピッティ宮殿まで歩いてゆきます。
 
        
  サン・フレディアノ教会
17世紀に建てられた後期 バロック時代のフィレンツェ建築様式の教会です。クーポラが特徴的な教会です。
 
    
ピッティ宮殿
歩き始めて約15分ピッティ広場に到着です。横幅の長い宮殿で全長は250mとか、全景を撮るには24㎜の広角でもチョイと無理です。
夕方4時を過ぎていますが暖かいので皆広場で座って談笑しています。右の写真は入口を入ってすぐにある中庭です。
 

   
      
  ボーボリ庭園は小高いところにありますのでアルノ川の対岸にあるドゥオモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の屋根(左側)やヴェッキオ宮殿の時計塔(右側)が見えます。  
     
  庭園から見るピッティ宮殿、左側は銀器博物館、右側は衣装博物館となっています。
中央にあるのはエジプトの古代オベリスクで、現存する古代オベリスク30本のうちの1本です。
 
     

  イゾロットの広場の両側にはいくつもの彫像が置かれています。
 
      

階段を上ると大きな人工の池があり真ん中にはネプチューンの噴水があります。
 
反対側から見ると宮殿とフィレンツェ市街が一望できます。
 
        
  さらに階段を上りイタリア式庭園と銅器博物館があるほうへ行きます。  
     
  銅器博物館とイタリア式庭園
時期が早いので花は殆ど咲いていませんがバラの木が多く植えられています。
 
     

庭園の西南方向にあるアルチェトリの丘にはお城が見えます。
マップで調べるとTorre del Galloとあります。
 
反対側はフィレンツェ市街です。
 
 
     
写真を撮っていると添乗員さんが「洞窟」に行きますと声をかけてくれました。急いでみんなの後ろについてゆくとそこは人口の洞窟「ブォンタレンティの洞窟」でした。
このブォンタレンティの洞窟は彫刻家ブォンタレンティによって16世紀末に造られたもので、柵がしてありみんなで見ていると係りの人がドアを開けて中に入れてくれました。現地ガイドの方も「私は10年ぶりぐらいに入った」とのこと。
洞窟はイタリア語で「グロッタ」といいますが「グロテスク」の語源でもあるといわれていますけど、この洞窟ちょっと不気味な感じがしませんか。
 
   
   
   
   
     
        
 
     
  出口のそばには「バッカスの噴水」があります。
チョーリ作の彫刻で16世紀半ばに造られたものですが、「亀に乗った小人のモルガン」とも呼ばれています。
 
        
 
 
        
        
午後5時半観光を終えてモンテリッジョーニのホテルに戻ります。明日はいよいよチヴィタ・ディ・バーニョレッジョの観光です。晴れるといいのですけど。  
        
         
        
          トップページに戻る    イタリアの小さな街々と世界遺産を訪ねる旅に戻る    ピェンツァとオルチャ渓谷を見る