ヒートホールンと締切り大堤防
 
ヒートホールン

アペルドールンのホテルを出発してから小一時間で着いたところがヒートホールンです。かつて泥炭(ピート)を採掘していた跡が湿地帯に囲まれた水路や湖として残り、小舟で行き来する水郷さながらの小さな村で、九州の柳川市と姉妹都市を結んでおり、村の中の交通手段は小舟と自転車。車は一切不可です。運河のあちこちには日本とはちょっと変わった形の茅葺き屋根の家が残っています。
小舟で1時間半の運河クルーズは朝一番の出船であったせいか他の船とまったく出あわず、天候の良さも相俟ってツアー客一行は大満足でした。
    
  
ボーフンウェイデ湖  
シュバシコウ ムクドリ
    
       
  舟を漕ぐ練習中の子供たち
オランダの子供たちはこのような練習や、水にはまった時の対策用として小さいときから服を着たままでも泳げる練習をさせられているとのことです。 
 
       
   
       

ボーフンウェイデ湖
 
       
   
ここを船が通過したとき『エッ!!』 と皆から声が上がりました。ひょっとして裸?、いえいえ彫像でした。びっくりしますよね。  
        
ヒンデローペン

ヒートホールンの運河クルーズの後昼食に寄ったのがヒンデローペン。アイセル湖(エイセル湖とも表示されています。)畔にある小さな村です。 
  
 
  堤防の上に立つと、左側のアイセル湖の湖面の方が右の道路よりも高く見えます。   
       
   
       
締切り大堤防
 
水との戦いを強いられているオランダ。それを象徴するのがこの大堤防です。ヴァッデン海とアイセル湖の間を、12年の歳月をかけて何と長さ32kmにわたって大きな石を一つ一つ積み重ねて造っています。
『世界は神が創ったが、オランダはオランダ人が造った』という有名な言葉があるそうですが、この堤防に来てこの言葉を聞くとその意味がわかるような気がしました。

 
 
   
        
 
堤防の上は欧州自動車道路(高速道路)となっていますが、とにかく長いです。    
  
 
     
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