八幡平

岩手県と秋田県の県境に広がる八幡平は奥羽山脈の北部にあたり、火山から形成された峰々や無数の沼や湿原が点在しており手付かずの原生林が残っています。伝説によると奥州征伐にこの地を訪れた坂上田村麿が八幡神宮を奉り戦勝祈願を行い、勝利後再び訪れて「八幡平」と名づけたとのことですが、実際には坂上田村麿はここに至ってないようです。
雪深いこの地方は4月下旬まで道路も閉鎖されるとのことですが、6月から8月にかけて多くの高山植物が咲くことで観光客も多く訪れているようです。八幡平には5つの散策コースがありますが我々ツアー客は見返峠にある駐車場から八幡沼・ガマ沼展望台コースを写真を撮りながら散策です。
 
 
   

ウゴアザミ(キク科)

シロバナアザミ(キク科)
 

オオバタケシマランの果実(ユリ科)

ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
 

鏡 沼

メガネ沼
 

カラマツソウ(キンポウゲ科)

ヤマハハコ(キク科)
 
オオシラビソ(マツ科)の原生林〔右の写真の黒いのは球果(松かさ)です。〕  
 
八幡平頂上の展望台
歩き始めて約30分で標高1613mの頂上に着きます。頂上からは八甲田連峰、岩木山、岩手山等の山々が一望できますがあいにくと山には雲がかかっていてよく見えません。
 

ガマ沼

八幡沼
 

畚(モッコ)岳

岩手山
 

ウメバチソウ(ユキノシタ科)
  
エゾオヤマリンドウ(リンドウ科)
  
ヘラオオバコ(オオバコ科)
 
 

八幡平の山並み
 
  
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