ホーチミン
 
ベトナム最大の都市で、旧南ベトナム時代はサイゴンと呼ばれていました。成田を出発したときは外気温が5、6度。通関を過ぎてバスに乗るため外に出るととたんにムッとした空気に包まれ、気温はなんと34度。空港ロビーで着ていた厚手のシャツとジャンパーをザックの中にしまったのが正解でした。
観光のためバスに乗り市内に向かうときに窓の外を見ると、バイクの大群が。添乗した現地ガイドは「昼間はそれほどでもないですよ、夕方以降はもっと数が増えます。」とのこと。昔台北に行ったときにも同じような光景を目の辺りにしましたが、この街の数はそれ以上。車も多いけれどその何倍ものバイクの数。とてもこの街では運転なんてしたくないというのが直感でした。

サイゴン大教会
ホーチミン市の中心部にあるネオゴシック様式で建てられているカソリック教会で聖母マリア大聖堂とも呼ばれており、フランス植民地時代の19世紀後半に建てられています。
 
  
    
 
市民劇場
19世紀の末に建てられオペラハウスとして使われていましたが、現在は演劇やさまざまなイベントに用いられているとのことです。
 
ベンタイン市場
巨大な市場で、中は魚、野菜、果物から履物、鞄そして化粧品等の個人商店で一杯です。現地ガイドの話では値段はあってないようなもの、黙っているとぼったくられるのでとにかく値切るに限るのだそうです。中を見て回ると日本語で「お兄さん何買う?」ということばがあちこちの店員からかけられます。

 
 
サイゴン駅
ベトナム最大の鉄道駅で1930年に建設されたとのこと。駅前の広場には使われなくなったSLが飾られています。
 
   
        
統一会堂
旧南ベトナムの大統領官邸。1975年4月30日に解放軍の戦車が乗り入れベトナム戦争終結のきっかけになったとのことで、そのときの戦車が前庭に置かれています。
建物はフランス植民地時代の1873年に完成、フランスの知事や総督が使用。第二次世界大戦後は南ベトナム政府が使用し「独立宮殿」と呼ばれていました。その後クーデター発生時に爆撃で壊されており現在残るのは2代目の建物です。南ベトナム時代は大統領官邸として使われ現在は当時のまま保存され内部が一般公開されています。
 
 

建物の全景
 
T84型戦車
 
     

大統領執務室
 
中庭
 
       

映写室
 
食堂
 
     

放置された米軍のヘリコプター
 
地下にある作戦司令室
 
 
 
 
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