ホラショヴィツェ歴史地区

テルチから約2時間でホラショヴィツェに到着します。外はシトシト雨がふっています。ホラショヴィツェはボヘミア地方の南部にある小さな村です。
この村は16世紀にヨーロッパ各地で発生したペストが大流行し村人2人を残して亡くなるという災難にあいました。その後徐々に村人も増え19世紀の終わりごろには170人ほどが住んでいたようですが、第2次世界大戦終結後のドイツ人追放でに住民が皆無になり放置されていたとのことです。1990年に村の修復が行われ、村の中央にある池の回りにはバロック様式で建てられた22軒の家が軒を連ねています。広場の周りをのんびり歩いても10分もあれば一周できてしまうくらいのところです。
この村は1998年に「ホラショヴィツェ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されました。
  
 
    
 
 
 
1755年に建てられたという聖ヤン礼拝堂
 
木製の井戸
村のあちこちにこのように木製の井戸が設けられています。
  
 
雨も降っているのでひととおり散策し写真を撮ったら今日の宿があるフルボカーへ移動です。滞在時間はわずか20分ほど。  
   
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