ケリビア 〜 ケルクアン

観光も残すところあと3日、移動距離も短いとのことで今日はホテル出発が9時。とはいっても年寄りのこと朝早く目が覚めホテル裏の海岸へ、日の出の写真を撮りに。今日はちょっと曇り気味のため日の出の瞬間を見ることはできませんでしたが、その後はきれいな日の出となり撮ったのが下の写真です。
 
  
   

ケリビアのビザンチン遺跡


ホテルを出発して1時間半、ケリビアの街に入ると小高い丘の上に城塞が見えてきます。6〜7世紀にかけてのビザンチン時代に建てられたこの城塞、それほど大きいものではありませんが、中をぐるっと一周することができ、ケリビアの街を眼下にすることができます。
下の写真は、城塞を出てすぐのところでガイドさんにお願いして写真撮影のために停まってもらい撮影したものです。
 
 
   
   
   
   
   
銃眼からはケリビアの街と地中海が見渡せます。    
   
城塞から見るケリビアの街並みと地中海  

ケルクアン遺跡

ケリビアからケルクアンの遺跡にはバスで20分くらいで到着です。ここは古代フェニキア人が住んでいた街ですが、紀元前3世紀のポエニ戦争で破壊され、以後のローマ、ビザンチン時代にも都市として使われた形跡がなく当時の遺構がそのまま残っています。
併設された博物館には当時の装飾品等が展示されており、とても2千年以上のものとは思えない精巧なものがあります。なお、この遺跡は1985年に「ケルクアンの古代カルタゴの街とその墓地遺跡」として世界文化遺産に登録されています。
 
住居跡   浴室  
   
  各住戸に浴室があります。  
   
これも浴室ですが、手前の丸いのはオリーブオイルを絞ったところとか   金属加工所跡  
   
   
   
遺跡に併設されている博物館の展示品   遺跡に併設されている博物館の展示品  
遺跡は地中海に面しています。  

エル・ハワリア

ケルクアンの遺跡を見学してから昼食をとったのがここエル・ハワリアの街です。この街はボーン岬半島の先端に近い小さな街で、昔から「鷹狩り」の街として知られ現在でも毎年5〜6月にタカ狩りフェスティバルが開かれているそうです。
又、街のはずれのにグロット(洞窟)と呼ばれるローマ時代の石切り場跡があります。カルタゴ時代からここで行われていた石切り作業は最近まで続いていたとのことですが、子供の事故があったとのことで閉鎖されたようです。
 
   
   
   
   
古い漁船のようですが、子供の遊び用においてあります。   風力発電の風車の遠景  
エル・ハワリアを出発してチュニスのホテルに着いたのは4時過ぎ、なぜかちょっと疲れ気味で夕食までお昼ね。明日はイシュケル国立公園とチュニスのメディナの見学です。ガイドブックではイシュケル国立公園でのフラミンゴは期待できないとも書かれているがどうなることやら・・・  
   
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