北黄金貝塚(2022.06.22撮影)
 
北黄金貝塚は、伊達市北黄金町にある縄文時代前期から中期にかけての大規模な貝塚遺跡で、内浦湾を望む丘陵上の集落跡で発見されたもので、その大きさは北海道にある縄文貝塚の5分の1を占める巨大な遺跡です。
発掘調査は全体の一部しか行われていないとのことですが、 5か所ある貝塚からは、ハマグリ、カキ、ホタテなどの貝類をはじめマグロやヒラメの魚骨、オットセイやクジラなどの海獣の骨も多数出土しているとのこと。
 
 
   
     
   
     
   
  白く見えるのは貝殻のようです。
 
 
   
  ホタテ貝、牡蠣、ハマグリなどの貝殻がありますが、これは当時のものではなく貝塚の状態をわかりやすくするために現世の貝殻を用いています。
 
 
   
  鹿の角のようです。
 
 
 
   
鹿の角と歯
 
 
   
  小学生たちが社会科の勉強でしょうか。
 
 
   
 
復元された茅葺き屋根の竪穴住居(上の写真)とその内部(下の写真)
 
 
   
     
   
     
   
  水場の祭祀場
1997年から1999年にかけて行われた発掘調査で発見された祭祀場跡をそのまま展示しているいますが、1200点以上の石皿と擦り石が発見されており、この場所は湧き水が出るところで、壊れた道具や使わなくなった道具を寄せ集めて供養していたところと考えられています。
 
 
   
  北黄金貝塚情報センター
北黄金貝塚で発見された貝殻や擦り石、祭祀や儀礼の際に用いていた土器や石器などが展示されています。
 
 
   
  復元された盛土には埋まっていた貝殻、石器、動物の骨などがわかりやすく展示されています。
 
 
   
  動物の骨や石で造られた道具類が展示されています。
 
 
 
擦り石(左の写真)や石や動物の骨で造られた道具類(右の写真)
 
 
   
  出土した土器が展示されています。
 
 
   
     
 
エゾシカ(左)とヒグマ(右)の剥製
 
  
 
     
     
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