コンヤ市内観光
 
前日泊まったパムッカレからコンヤ市内観光をしてカッパドキア地方への移動です。朝7時にホテルを出発してコンヤ市内迄約410km、更にカッパドキア地方まで200kmと、合計600km以上になる今回の旅行中で最も移動距離の長い一日です。といっても我々ツアー客は目的地に着くまではトイレ休憩以外ひたすらバスの中で寝ているだけですがね。
途中、シルクロードにあったキャラバン用の隊商宿の跡があるとガイドよりアナウンスされましたが写真撮影はできず、昼食をはさんで約7時間後にコンヤに到着し、観光の開始です。
 
メヴラーナ博物館

13世紀に生まれた神秘主義教団であるメヴラーナ教団の総本山であったところで、教団そのものは1927年にアタチュルク政権により解散されたが、独特な旋回舞踊で世界的に有名で(エジプトで見たスーフィーのダンスと同じかも?)、現在は博物館となっています。
メヴラーナとは「我が師」との意味であり、下の写真のように青(若干緑っぽいところもあります)いタイルのとんがり屋根が特徴的で、コンヤのシンボルになっているとのことです。
内部には教団の発展に寄与した名僧たちの霊廟、資料室等があります。但し、中に入るには入口でビニールのカバーを借りて靴を覆う必要があります。
金銀の布がかけられた名僧たちの棺
棺の上にあるのはターバンです。

天井の模様

      当時使われていたコーラン
インジェ・ミナーレ神学校
メブラーナ博物館から歩いてすぐのところにあるセルジュク朝様式で造られたこの神学校は、1267年にイスラム神学校として建てられたもので、名前の由来は、インジェ(細長い)ミナーレ(尖塔)があったことからついたそうですが、1901年に落雷があり尖塔の上部が崩壊し、現在の高さになったそうです。
現在は、彫刻博物館として利用されているとのことですが外観だけの見学となり、わずか10分足らずで今日の宿泊地であるカッパドキアに向けて出発となりました。
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