ルイス(Lewes)
 
セブン・シスターズのあるバーリング・ギャップから北西に約30km、1時間でルイスに到着です。
人口17,000人位の小さな町ルイス、サクソン人によって町が形成されたという歴史があります。
町は11世紀にルイス城が造られ、13世紀にはヘンリー3世とその執政に対抗する貴族との間で対立で発生した、第2次バロン戦争(1264~1267年)の際には「ルイスの戦い」の場となったところです。
また、16世紀には町の中を流れるウーズ川の周辺に造船所やビール醸造所ができて港湾都市として栄えていました。

 
      
   
  町の中心となるハイ・ストリートにはアンティークショップが何軒も建ち並んでいます。このお店も2階の窓越しに置いてある古い甲冑が見えます。
ここルイスでは毎週蚤の市が行われていて訪れる人が少なくないようです。
 
      
 
  マーケット・ストリートとハイ・ストリートが交差するロータリーには第2次世界大戦で亡くなられた人たちの慰霊碑があります。
ヨーロッパの町では戦争で亡くなられた人たちの霊を慰霊する碑がよく置かれています。
 
      
   
  裁判所(Lewes Crown Court)
ハイ・ストリートにある裁判所は、レンガ造りの建物が多い町中では珍しく石造りの建物です。上を見上げるとかわいらしい像が三体ありました。
 
     
   
      
   
      
   
     
  ルイス城(Lewes Castle)
1066年に、フランスのノルマンディー公であったギョーム2世(征服王とも呼ばれたウィリアム1世)が、当時の当時のイングランド王ハロルド2世の軍をヘイスティングズの戦いで破りイングランド王となった際に、戦功のあった義理の兄弟であり忠臣でもあったウィリアム・ドゥ・ウォーレンに報奨としてこの地を与えられ、築城されたものです。

現在の城はモット(Motte)と呼ばれる2つの塔と城壁が残るだけとなっています。
訪れたときは午後5時少し前、5時半までの開場とのことで大急ぎで城内を一回りします。
 
     
 
 
 
     
   
     
 
 
 
  右側の塔の上に登れるようなのでトライしてみます。  
     
 
塔の上には狭い螺旋階段を上がらなければなりません。
 
     
 
 
 
     
   
  塔の上に上がるとルイスの町並みがよく見えます。  
   
   
   
   
     
   
  城内の花壇にはヒマワリ、ヤグルマギクそして秋の花であるコスモスが咲いていました。  
   
   
  築城当時の模型ですが、城の縄張りは左右の丘の上に塔を設けるといった少し変わった形となっています。現在残っているのは左右の丘の上にある塔とそれをつなぐ城壁の一部です。  
      
 
ハイ・ストリートには古い建物が建ち並んでいます
 
      
 
 
ハイ・ストーリトにある聖ミカエル教会(Saint Michaels in Lewes)と大天使ミカエル像
 
     
   
  ハイ・ストリートにある今にも倒れそうな感じの古い建物のお店、「The Fifteenth Century Bookshop 」という名の古本屋さんですが、15世紀に建てられたチューダー様式の建物を利用しており、お店の創業は1936年とのこと。「15世紀の本屋」として評判のお店のようです。  
     
   
  町役場  
      
 
 
     
  ルイスの観光を終えて午後5時50分、今日のホテルのあるサザンプトンへ出発です。(バスの駐車場に戻るとき近道をしようとして道に迷い、10分ほど集合時間に遅刻、同行のみなさんごめんなさい。)  
     
     
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