マーストリヒト
 
マース川沿いに栄えた港湾都市で、ベルギーとの国境も近いオランダの最南部にあります。8000年から2500年くらい前の遺構が発見されている大変古い街のようです。
街は古くはローマ人やノルマン人等の支配を受け、中世以降もスペイン、フランス、ベルギーそしてオランダと目まぐるしく支配者が変わった歴史があります。1992年にはこの地で欧州連合条約(マーストリヒト条約)が締結されEUスタートの舞台ともなっています。

 
  
ハイブリッジ
マース川に架かるこの橋は、聖セルファース橋とJ・F・ケネディ橋との間に架かっており、ガイドブックやを見るとこの橋は載っていませんがグーグルで検索すると載っているので最近できた橋のようです。
 
市庁舎
17世紀の半ばに建てられたこの市庁舎、マルクト広場に面して建てられており、後から増設された塔(右の写真)には49もの鐘を持つカリヨンが設置されています。
 
 
     
マルクト広場(下左)とジャン・ピエール・ミンケラスの像(下右)
市庁舎のあるマルクト広場、毎週2回中世から続く市が開かれます。右の像のジャン・ピエール・ミンケラスは、石炭ガス灯を発明した科学者で、この街の出身です。 
 
       
   
ヘルポールト
13世紀の初めに城壁に付随して建てられ、15世紀に新しい城壁や門が完成するまで街の防衛の拠点となった塔とのこと。現在は博物館として利用されています。
また、建設当時はやった黒死病と言われたペスト患者を隔離した建物がこの近くにあり、門を出ると城内に戻れないことから『地獄の門(ヘルポールト)』と名付けられたとのこと。
 
 
  
         
 
    
聖セルファース教会と聖ヤンス教会
フライトホフ広場に並んで右側が聖セルファース教会、左側が聖ヤンス教会です。聖セルファース教会は11世紀に建てられ、聖ヤンス教会は15世紀に聖セルファース教会の洗礼堂として建てられ17世紀の半ばに独立して聖ヤンス教会となりました。
下右の写真はフライトホフ広場です。マルクト広場よりも広く、市民の憩いの場となっているようで、広場に面して十数件のカフェが建ち並んでいます。
 
 
 
   
ノートルダム大聖堂
11世紀から13世紀にかけて建てられたこの大聖堂。ロマネスク様式、ゴシック様式が混在して建てられています。溺れる人を救ったことから「海の星の聖母聖堂」という別名があるそうです。
 
 
聖セルファース橋
マース川に架かる橋で、13世紀末に建造されたオランダで最も古い橋のひとつ。橋と歩行者と自転車専用となっています。
 
 
聖セルファース橋から見るウィルヘルミナ橋

旧市街の街並み
  
 
    
  
 
     
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