マラガ  
       
昨日泊まったホテルはマルベーリャの海のそば。マラガへの出発時間が遅いので、海岸に出てみることに。今日も良く晴れているのでジブラルタル海峡がよく見えます。薄っすらとですが、左側にアフリカも見えています。
薄手のジャンパーの下は半袖シャツですがそれほど寒くはありません。
   
        
ホテルの部屋に戻るときヤシの木のそばを通ると何やら上のほうで音が、作業員がヤシの木の剪定をしています。枯れた葉っぱを切り落としているようです。
梯子はないけどどうやって上まで上がったのでしょうか。
     
 
        
午前10時半にホテルを出発しマラガに着いたのは午前11時20分。マラガからマドリッドまでスペイン新幹線AVEで移動です。出発まで時間があるので少しマラガ市内を観光します。  
   
   
ヤシの木のそばを通ると何やら騒がしい声で鳴いています。見上げると葉っぱの間にインコが、それも一羽だけでなく数羽も。どうやら巣があるようです。  
     
マラガ市庁舎
アンダルシア州マラガ県の県都であるマラガは人口が約56万人。コスタ・デル・ソルの中心地で、かの有名なピカソが生まれた街であり、マラゲーニャというマラガ地方の民謡と民族舞踊発祥の地でもあります。
マラガは紀元前1000年頃に、フェニキア人が最初の都市を造ったという古い街です。

年間の晴天日が300日あるといわれるマラガ、雲一つない青空が素敵です。
   
 
     
マラガ大学
マラガ大学は公立の大学で1968年の創立と意外と歴史の浅い大学です。学生数は4万人近くいるという総合大学ですが、この建物は事務局のようです。
   
     
マ゛ラガ大学事務局の裏に、アルカサバとローマ劇場と書かれた看板があります。アルカサバは入場が有料のようですが、ローマ劇場は無料のようですので入って写真を撮ってみました。
ローマ劇場は、紀元前1世紀にアウグストゥス皇帝の時代に建設され3世紀ごろまで利用されていましたがその後荒廃し、8世紀になってムーア人がアルカサバを建設する際にこの劇場の石を利用したとのことでさらに荒廃して埋もれていました。1951年になって庭園の造成中にこの劇場が発見され、現在も発掘が続けられているようです。
ローマ劇場の背後にあるのがアルカサバで、ムーア人が建設し、11世紀にイスラム人が要塞化しその大きさは15000㎡ということですから、相当大きな要塞であったようです。見学するには時間が足らないので劇場から写真を撮るだけです。

もともとマラガでは観光予定がなかったのですが、こんなところがあるのならホテルの出発をもっと早くしてくれたらよかったのにとSさんとボヤクことしきりでした。
   
     
   
   
   
     
子供たちが先生に連れられて見学に来ています。歴史の勉強でしょうか。    
        
   
     
マラガ・マリア・サンブラーノ駅
ここからマドリードまでスペイン新幹線AVEに乗ります。マドリードまでは
約2時間50分かかります。
   
   
途中車内の表示板を見ると、走行時速は269kmとあります。外の気温は何と30度を表示しています。真夏ですね。    
     
 
 
     
     
     
   
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