ミラノ
北イタリアの中心となるミラノは経済・商業で栄える街で、ファッションの街としても注目を浴びています。
ツアー初日で若干時差ボケでもあったのか、帰ってから撮った写真を見てみると見学したはずのスフォルツェスコ城や、かの有名な「最後の晩餐」が飾られているいて世界文化遺産に登録されているサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の写真などを撮り忘れているのに気がつきました。
ドゥオーモ
街の中心に建てられているドゥオーモは14世紀の後半に建設が始まり19世紀半ばまでの500年を要したといわれている壮大なゴシック様式の建物です。内部のステンドグラスはパリのノートルダム寺院と同じようにきれいです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ像
ルネッサンスを代表する画家、彫刻家そして科学者として有名な偉人レオナルド・ダ・ヴィンチの像はスカラ広場の中央にあり、像の周りには彼の弟子4人の像もあります
ヴェローナ
ヴェローナはローマ時代から中世まで北イタリアの要衝として栄えてきた街で、蛇行するアディジェ川と城壁に囲まれた街です。
旧市街は2000年に「ヴェローナ市街」として世界文化遺産に登録されていますが、登録された中には、ここで紹介している円形闘技場、シニョーリ広場、ジュリェッタの家も含まれています。
街を取り囲む城壁
旧市街の街並み
円形闘技場
1世紀末に建てられた古代ローマ時代最大規模といわれる円形闘技場は一部修復中でした。
この闘技場はローマのコロッセオを一回り小さくした大きさですが保存状態もよく、2万人以上を収容でき、毎年夏に野外オペラの音楽祭が開催されています。
ジュリエッタの像
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」は、ここヴェローナが物語の舞台となった街で、この家はジュリエットのモデルとなったカブレーティ家の娘の家といわれています。ジュリエットの像はその中庭にあり、胸に触ると素敵な人にめぐり合えるとかで彼女の胸はピカピカに光っていました。
ランベルティの塔
シニョーリア広場のそばにあり高さが84mあり、塔に登るとヴェローナの市街が一望できるそうです。
シニョーリ広場
広場には12世紀に建てられ現在は市庁舎となっているラジヨーネ宮殿があり、広場にはテント張りの市場もあって、地元の人や観光客で賑わっています。
ヴィチェンツア
16世紀、ルネサッンスの大建築家であるパッラディーオが理想の街を造ろうとしたこの街には、その作品が多く残されており、1994年に「パッラディーオの邸宅群」として世界文化遺産に登録されています。
キエリカーティ宮
1551年にパッラディーオが造ったこの館は、2層の柱廊を持っており、現在は市立博物館として中世から近代にかけての絵画と古代の遺物などが展示されています。
オリンピコ劇場
パッラーディオの最後の作品となった劇場で、内部は木造で巧みな遠近法を用いた古代エジプトのテーベの街を再現した舞台が残っており、その技法の見事さはすばらしいの一言に尽きます。この劇場は今も現役で使用されています
写真は中庭で撮ったものです。
マッテオッティ広場から撮ったオリンピコ劇場
ヴィツェンツアの市街
シニョーリ広場
シニョーリ広場の周りにはパッラーディオや彼の弟子達の手によるバジリカや総督官邸(ロッジア)など多くの建物が残されています。

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