モナコとニーチェの道ハイキング

モナコ
総人口は4万にも満たない世界で2番目に小さな国モナコ。我々にはF1のモナコグランプリで知られる国で、ハリウッド女優のグレース・ケリーがレーニエ3世と結婚したことでも知られています。

 
 
   
  海洋博物館前の蛸のモニュメント
海洋博物館は、1910年に海洋学者として知られているモナコ大公アルベール1世の命により設立されたもので、大公が蒐集したコレクションが展示されています。
 
      
   
  モナコ大聖堂(Cathedrale De Monaco)
モナコ・ヴィル地区にあるこの大聖堂は、1875年に創建されたロマネスク・ビザンチン様式の大聖堂で、歴代の君主の墓所となっており、グレースケリーとレーニエ3世の結婚式が行われたところでもあります。
 
   
   
      
 

グレース・ケリーの墓
 
レーニエ三世の墓
 
     
   
  モナコ裁判所
ルイ2世大公の命により竣工して、1930年に開所した裁判所で、多孔性海洋石灰岩を用いて建てられています。
 
     
 
街中を観光客を乗せたバスが走ってゆきます。
 
      
   
  大公宮殿
13世紀にジェノバ人が築いた要塞跡に、城が建てられて宮殿となっていましたが、18世紀になって現在のルネサンス様式の宮殿となっています。6月から10月は宮殿内部の見学もできるようです。
 
     
 
 
宮殿の塔屋上にはモナコの国章旗が掲げられています。
 
  宮殿前には衛兵の姿がありますが、詰所は2ヶ所ですけど衛兵は1人しかいません。
(ひょっとしてもう1人は休憩中?) 
 
     
   
  宮殿の横にはモナコ記念碑の像があります。(Apothéose Monaca)  
     
   
  フォンヴィエイユ港(上)とモナコの街並み(下)
フォンヴィエイユ港は小さな港ですが何艘ものクルーザーが停泊しています。また目を上に向けると斜面にへばりつくように幾つもの建物が建てられています。人口4万人にも満たない国にしては建物の数が多いようですけど、ホテルがいっぱいあるのでしょう。
 
   
     
   
  ヘラクレス港(Port Hercule)とモンテカルロ地区  
     
 
  町の通りには、1956年の4月18日に、レーニエ3世と結婚した当時のグレース・ケリーの写真が置かれています。
      
 
細い路地がいくつもあります。路地にはお店の商品がはみ出しているので、人がすれ違うのもやっとのようなところもあります。
 
     
 
 
モナコ市庁舎(左)と入国スタンプ(右)
モナコはシェンゲン協定加盟国ではありませんが、加盟国と同様の扱いを受けているので、通常は入国審査はありません。市役所の受付でスタンプを押してくれます。
 
     
   
  フェアモント・ヘアピン(Fairmont Hairpin)
F1モナコGPが開催されるモンテカルロの市街地にあるヘアピンカーブで、かつてはこの地下に鉄道駅があったことから「ステーション・ヘアピン」と呼ばれ、駅が移転してからは前にあるホテルの名をとって「ロウズ・ヘアピン」とも呼ばれています。カーブの半径は20mあるかという感じですので、相当スピードをダウンしないと曲がり切れない難しいところです。
 
   
     
   
  カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)
フェアモント・ヘアピンのすぐそばにあるこのカジノは、1863年に創業したモナコ最古のカジノで、宮殿のようなたたずまいの建築物です。:幸運にも現地ガイドさんの伝手で内部の写真タイムとなりました。
 
   
     
  ニーチェの道(Nietzsche's Footpath)ハイキング
 
鷲の巣村として知られるエズ(Èze)の村の見えるところから「ニーチェの道」が始まります。
ドイツのライプツィヒ近郊の村に生まれた哲学者ニーチェ(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ)が、病気療養のため訪れていたニース近郊にあるこの道を歩いたとのことで、道の入り口には案内板があります。
 
     
 
 
 
     
   
  「ニーチェの道」の入り口付近で見るエズの村  
     
 
 
ニーチェの道を地方道M6098(Route du bord de mer (Alpes-Maritimes)がある海岸まで下って歩きますが、下り坂だけでなく登りの道もあり、道には石灰岩の瓦礫が多く、また階段もあって滑りやすい道となっています。晴れているからいいものの、雨でも降ったら滑って転びかねません。
 
     
   
   
   
   
   
   
   
     
   
  小一時間かけて麓まで降り、ニースのホテルまで戻ります。  
     
     
     トップページに戻る    南仏ハイキングとカーニバルに戻る   ニースを見る