巨石の村モンサン

一昨年の秋に、テレビの番組で巨石の村というのを見て一度行ったみたいと思い、ネットで調べていたところ、U社のツアーにあるのを発見。早速京都にいる旅友のSさんに連絡、二人で行ってみようと申し込みましたが、人数がそろわず催行不可のこと。
今回のツアーに参加したのは、ここモンサント(Monsanto).が含まれていることも一つの理由でした。但し、Sさんは、現役のため10日以上のツアーは仕事の関係上参加できず一人での参加です。
トマールを出発して約2時間、スペイン国境にほど近いエストレラ山脈の南東部に位置する標高760mの高地にある、モンサントに到着します。
モンサントとはポルトガル語で「Monte Santo」、聖なる山からきているとのことで、巨石のある特異な地形から聖なる場所として崇められていました。
村は100人足らずの人口ですが、かつて「最もポルトガルらしい村」に選ばれたこともあり、最近では「ヨーロッパの美しい村30選」にも選ばれています。
 
      
 
村が近づいてくると巨岩と家が共存しているのが判ります。(バスのガラス越しの撮影ですので、ちょっと色が悪くなっています。)
 
     
  駐車場でバスを降りて自由散策です。  
     
   
  村が山の斜面にあるのがよくわかります。大きな岩がいくつも見かけられます。  
      
 
麓には小さな集落が見えます。Googleマップで見るとレルヴア(Relva)という集落のようです
 
      
   
  坂を上りだしてすぐのところにマトリース・デ・サン・サルヴァドール教会(igreja matriz de sao salvador)があります。
創建は15世紀ごろといわれ、現在あるのは18世紀に再建されたもののようですが、あいにくと扉が閉まっていて教会内部は見ることができません。
 
     
 
 
 
  山の中腹にある村ですので結構急な坂道です。右の写真は女の子の人形のようですが、この村も子供が生まれると人形を飾る風習があるのでしょうか。  
     
   
  巨大な岩が家の上にあります。家が潰れないんでしょうか。  
     
 
こちらの家もそれほど大きくはありませんが、屋根の上に岩があります。
 
      
 
  崖の先端にも大きな岩があります。地震で落ちることはないのでしょうか。
村の頂上付近にはムーア人の要塞であったモンサント城がありますが、上まで行ってる時間はなさそうです。
 
     
   
  こちらの家には巨岩がくっついています。これだけ岩が大きいと当然家の中にも岩があるのでしょうけど、家の中はどうなっているんでしょうか。  
     
   
  とにかく巨大な岩です。こんな岩があちこちにあります。  
     
   
  こちらの家には岩が二つも。上の岩はものすごい大きさです。迫力満点です。  
     
   
  写真を撮っていると左の方に岩が乗っている家があるのを見つけました。アップして撮ってみることに(下の写真)  
   
  結構大きな岩のようです。あそこまで行って写真を撮ることにします。  
     
 
 
 
  路地にはバラの花、そして早くも紫陽花が咲いています。  
   
   
  枇杷の実が鈴なりです。  
     
   
  手前左側の家も岩と屋根がくっついています。  
     
   
  展望台から見ると大きな墓地があります。人口100人ほどの村とのことですが、昔は多くの人が住んでいたのかと思い、Googleマップの航空地図で見ると家の数はかなりあります。この村も過疎の村になっているのでしょうね。。  
   
     
   
  迷路のような村の道を歩いて近づいてみると、大きな岩のほかに少し小さな岩が屋根の上にあります。  
   
  もう少し歩いてみたいのですが、そろそろ集合時間です。パスの駐車場まで戻ることに。  
     
 
 
     
      
      
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