モンテリッジョーニ
 
午後1時にボローニャを出発したバスは午後3時半モンテリッジョーニのホテルに到着しました。  シエナとサン・ジミニャーノの中間くらいのところに位置する小さな町です。夕食まで時間があるので外へ出て写真を撮ることに、といって外に出ても周りは畑ばかり。見渡せば丘の上に城の城壁のようなものが見えます。モンテリッジョーニの要塞です。
1214年から1219年にかけてにシエナの執政官によってこの岩山に造られた要塞でフィレンツェとの争いに対応するため造られたもののようです。
このモンテリッジョーニはダンテの神曲の地獄篇に記されているようです。
 
        
 
     
    丘の上のお城にはホテルから州道コッリジャナ線という道路を20分近く歩いてゆきます。
片側1車線で道路標識には速度制限50kmとありますが、通る車のスピードはそんなものではなく7、80kmくらいスピードを出しています。おまけに歩道がないのでちょっと危険です。
 
     
 
 町の中にある看板で見てもそんなに大きいところではありません。
周囲を城壁で囲っていますが直径にして200mくらいでしょうか。東西に一か所の門と14本の塔を設けてある要塞です。
   
    
最後の300mくらいは急な坂道です。これを登ると城壁が見えます。ここは西側の入り口サン・ジョバンニ門です。    
 
   
こちらは東側の入り口フランカ・エ・ロメーア門です。東門から西門までわずか200mくらいしかありません。    
 
   
   
ローマ広場に面してホテルが1軒とバールが数軒、お土産やさんがあります。市壁の中の住民は80人程度のようです。  
   
  ローマ広場に面して1219年にゴシック・ロマネスク様式で建てられたとされるサンタ・マリア・アッスンタ教会     何故か窓にマルタ十字が
 
     
   
市壁の上は歩いて回ることができるようですが、あいにくと午後5時までしか利用できないようでした。  
     
   
 
     
翌朝撮影したモンテリッジョーニの日の出  
 
     
    
    
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