奥入瀬渓流と十和田湖
 
奥入瀬渓流
青森県と秋田県の県境にある十和田湖を源流とする奥入瀬川、十和田湖の唯一の流出河川で、湖の東岸の子ノ口から十和田市内を流れ最終的には太平洋に流れ出ている川ですが、子ノ口から下流にある焼山までの14kmが奥入瀬渓流と呼ばれており、国の特別名勝及び天然記念物として指定されています。

ツアーでの観光なのでわずか小一時間の散策でしたが紅葉の時期にも訪れてみたい場所です。
 
   石ヶ戸
「ヶ戸」とはこの地方の方言で「小屋」の意味だそうで、石でできた小屋ということになるようです。
左側にあるカツラの巨木によって石が持ち上げられて小屋のようにも見えます。
この石ヶ戸には昔、鬼神のお松という女盗賊で住んでいてこの近くを通る旅人から金品を奪っていたという伝説があるようです。
 
 
    
 
 
     
          
 
ジャコウソウ(シソ科)
 
アマニュウ(セリ科) 
   
シシウド(セリ科)
 
 
 
 

九段の滝
     
銚子大滝
 
   

銚子大滝
 
    
十和田湖

十和田湖は十和田火山の爆発で形成された二重カルデラ湖で国内12番目の大きさです。湖は青森県と秋田県にまたがっていますが、調べると境界が定まったのはつい最近の2008年の11月25日だとか。なぜこのようなことがいままで残っていたかというと江戸時代から郡の境界が定まっていないまま明治時代となり廃藩置県が行われた際にもそのままとなっていたからということです。湖には和井内貞行が私財をなげうって移植に成功した「ヒメマス」が生息していることで知られています。
ここも秋の紅葉スポットとして有名ですが、晩夏の湖を子ノ口から休み屋まで遊覧船で観光しました。
 
 
子ノ口港遠景
 
 
 

御倉半島

中山半島中山埼
 
御前ヶ浜に置かれている高村光太郎作の乙女の像
遺作となったこの彫像、ガイドさんの話では最初休や屋の近くに置く話があったそうですが戦後間もない時代の裸婦像ということでこの地に置かれたとか。(左の写真は遊覧船から撮影したものです。)
    

恵比須島

兜島(左)と鎧島(右)
 
十和田神社
乙女の像がある御前ヶ浜から歩いて数分のところにあるこの神社、大同2年(807年)に坂上田村麿東征のため湖を渡ろうとしたものの波が荒く渡れず、祠を建てて祈願し波が静まった後に渡ったといわれており、その祠が起源とされている。(ほかにも南祖坊による説もあるようです。)
 
ナナカマドの紅葉
この地域の紅葉は例年だと10月中旬とか。なぜかこの枝だけ気が早くすでに真っ赤となっていました。
 
発荷峠で見る十和田湖
十和田湖の絶景ポイントとのことですが、紅葉の時期ですともう少し違った感じになるのでしょうか。
 
        
        
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