ペラデニア植物園と象の孤児園

キャンディの町の郊外にあるこの植物園、パラークラマ・バーフ3世が王妃のために14世紀に造った庭園をイギリス占領下時代の18世紀に植物園としたもので、正式名称は「ロイヤル・ボタニック・ガーデン」といいます。広大な園内には4000種類以上といわれる植物があり、当時の王宮の遺構も所々に残されています。
 
    
 
        
  よく晴れたこの日、園内には新婚夫婦とその家族たちがサリーに身を包み結婚式の記念写真を撮りに来ていました。  
     
   
イエローサラカ マメ科の植物でタイピンアソカとも呼ばれており左は花ではなく新芽で、右の写真の右下に咲いているのがが花です。  
    
      イエロートランペットツリー
ノウゼンカズラ科タベブイア属
現在の天皇皇后両陛下が皇太子時代の1981年に来園されたときに植樹されたと説明板にあります。
 
      

モンキーバナナ
 
ナツメグ
 
     

ニンニクカズラ(ノウゼンカズラ科)
別名ガーリックパイン
 
バウヒニア・コッキアナ(マメ科)別名イロモドリノキといい受粉をすると色が変わります
 
     
  ヨウラクボク (瓔珞木)
マメ科の植物で別名ムユウジュモドキといい、一見ランに似た花をつけます。
 
     
  ニンニクカズラ (瓔珞木)
ノウゼンカズラ科の花で別名ニンニクツルあるいはガーリックパインと呼ばれます。葉や花をもむとニンニクのにおいがすることがこの名がついて様です。
 
     
  バウヒニア・コッキアナ
マメ科の花で別名イロモドリノキといい、受粉が終わると藩の色が変わることからこの名がついたようで、写真のよう黄色と朱色に近い色の二色となっていますが、朱色に近いほうが受粉後の状態です。
 
     
 ドリアンの木
アオイ科の植物で、高さ20から30mにも成長します。果実は麝香の臭いがあり「王様の果実」と呼ばれていますが、あまりにも強烈な臭いのため持ち込み禁止のところが多いようです。
      マチク
イネ科の植物で高さ20m太さ30cm以上にもなる大型の竹です。現地ガイドさんは「ジャンボ竹」と呼んでいました。
  
              
ダイオウヤシ(大王椰子)の並木道
最大40mほどの高さまで成長するヤシ科の植物で、英名がroyal palmといい椰子の王様ということでこの名がついています。
    カウリパインの木
ナンヨウスギ科の植物で成長すると樹の頂点が丸みを帯びて枝が不規則に分枝する特徴があります。木材として又樹脂がよく利用されています。
 
 
        
インドオオコウモリ
「空飛ぶキツネ」とも呼ばれる体長25㎝ほどにもなるオオコウモリで、群れをなして木にぶら下っています。
 
     
アローカリア・コルムナリス
ナンヨウスギ科の植物で英名が「クック・パイン」といい、発見者のキャプテン・クックの名に 因んでおり、成長すると60mくらいまで伸びます。
光の差す方向に向かって成長をする性質があるとのことですが、それにしても好き勝手に曲がっていますね。
     
 
     
ダブルココナッツ
別名「オオミヤシ(大実椰子)、「ウミヤシ」と呼ばれる世界最大の種子をつけるヤシの木で、その形はちょっと変わっており、成長すると種子の中央部が割れてきてお尻のような形になります。その特異な形から「フタゴヤシ」とも呼ばれるいわれています。
実は20㎏くらいまで成長し、突然落ちてくるといいますからこんなのが当たったら大怪我しますね。

     
 
       
ペラデニア植物園を観光したのちに宝石店に立ち寄リ、その後昼食休憩をとったのちにヌワラ・エリヤの紅茶工場までバスは山道を進みます。
右の写真は昼食をとったホテルのレストランから見たランボダの滝です。
   
   
   
ヌワラ・エリアの茶畑は広大です。 標高1500m近い山々の斜面に茶畑が続き日本の茶畑の感じとは全く違います。   
        
        
象の孤児園(1月27日観光)
キャンディから30kmほど離れたところにあるピンナワラにこの象の孤児園があります。密猟により親を亡くした象や親とはぐれた象を保護するためにスリランカ政府が1975年に設立した施設で100頭近くの象が保護されています。生育した象は寺院や象使いに引き取られてゆきます。
 
        
   
        
   
        
        
        
        
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