リクヴィール

オベルネからバスで約50分、アルザスワイン街道の中ほどにある村リクヴィール(リクヴィルとも呼ばれています。)に着きます。「ぶどう畑の真珠」とも称されるリクヴィールは人口1200人足らずの小さな村で、13世紀の半ばに神聖ローマ皇帝ルドルフ1世により城が建設され今でもその城壁が残っており村はその城壁に囲まれています。第2次世界大戦の戦火を免れた村は中世のたたずまいを残していて「フランスの最も美しい村」に認定されています。
 
 
リクヴィールの村の周りはブドウ畑が続きます。  
   
  市庁舎
城壁囲まれた村はこの市庁舎の中央の門からはじまります。
村なのに建物には「HOTEL DE VILLE」、日本語にすると「市庁舎」となっています。
 
 
  
市庁舎の門をくぐると石畳のゆるい上り坂、道の両側は木骨造りの家並みが続きます。
    
 
ドルダーの塔
村のメインストリートであるド・ゴール将軍通りの坂を上りきったところにあるのがこのドルダーの塔です。13世紀の後半に建てられた高さ25mの塔は、村のシンボルとなっており、現在内部はドルダー博物館となっています。
 
 
 
     
 
        
フェンティの噴水
16世紀頃に造られたドルダーの塔に脇にある噴水で、ワイン商人が樽を洗うのに用いていたとか。
 
        
跳ね橋のある門
ドルダーの塔をくぐるとすぐに城壁となります。門をくぐると濠があるので門には跳ね橋が架けられていました。今は石橋となっているためその一部が残されているだけです。又写真では見えませんが門には落とし格子が設けられており防御態勢は万全であったようです。
        

村の周りには城壁が残っています。

ぶどう絞り機
        
イースター(復活祭)が近いので家々にはイースターエッグやイースターバニーなどの飾り付けがおこなわれています。
    
        
  
 
     
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