白石川堤一目千本桜(2013.04.16撮影)

宮城県南部を流れる阿武隈川の支流である白石川、この流域となる大川原町と柴田町にかけてのしろ石川堤には長さ8kmにわたって約1200本もの桜並木が続き「一目千本桜」とよばれています。この一目千本桜と近くにある船岡城址公園は「日本桜名所100選」にも選ばれています。
    
 
 
 
        
 
        
 
    
船岡城址公園
 

大川原町と白石川を挟んで対岸にある柴田町の四保山といっても標高136mほどの小高い山ですが、ここに16世紀の初めに伊達家の家臣で柴田家の祖となる四保但馬定朝が居城を築いたのが船岡城の始まりといわれています。その後原田家の居城となるも寛文年間の伊達騒動により当主原田宗輔(原田甲斐)が斬死して原田家は断絶。以後柴田氏の居城と明治時代まで続きました。
お城は明治時代の廃城令により取り壊され郭、石垣など一部の遺構を残すにとどまりましたが、現在では船岡城址公園として約1000本に近い桜の時期になると多くの観光客が訪れています。
また、伊達騒動を首題として山本周五郎が記した「樅の木は残った」が、昭和45年(1970年)に大河ドラマとして放映されたことでこの地を有名にしています。
 
 
   
船岡城址公園の展望デッキから見る一目千本桜(線路は東北本線)   
    
船岡駅を出発した15時1分発の上り普通電車  
        
展望デッキそばに聳え立つ樅の木
(東北本線からも見れます。)
 
        

ミツバツツジ(ツツジ科)

スイセンとダイコンバナ(アブラナ科 別名ハナダイコン)
 
        
 
        

ヒトリシズカ(センリョウ科)
 
 
        
        
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