スースのメディナ〜ナブール〜ハマメット
 

スースの朝


観光6日目、移動距離の少ない予定なのでモーニングコールは7時半とのことでしたが、昨日宿泊したホテルは、スースの新市街近くのビーチエリアにあり歩いて数分で地中海沿いの海岸に出られので、地中海の日の出を見るため6時前から海岸に出て撮ったのが下の写真です。
ちなみにこの日の出は6時26分、「サヘル地方の真珠」と呼ばれるだけあってきれいな海岸でした。
 
スースの日の出
 
海岸から見るスース旧市街方面 海岸から見るポート・エル・カンタウイ  

スース旧市街

紀元前9世紀ころにフェニキア人により造られたこの街、一時期さびれたこともあったようですが、アグラブ朝時代に再建され、シチリア攻撃の拠点として栄えたとのこと。城壁に囲まれた旧市街(メデイナ)は1988年世界文化遺産に登録されています。
 

スースの街並み

            
スース旧市街の城壁
 
メディナの路地裏   メディナ   メディナのスーク  

グランドモスク
アグラブ朝時代に建てられたこのモスクはメディナの中にあり、建てられた当初は要塞の役割を果たしていたとのことで外壁はモスクと思えない分厚い城壁構造となっています。尚、モスク内部での撮影にはカメラチケットの購入が必要です。
 
 
 
グランドモスクの回廊  グランドモスクの近くにあるリバト。これも当時の要塞です。  

ナブール
 
スースからハマメットを経由してバスで一時間半、ボーン岬半島にあるナブールに着きます。この街はオレンジの産地とかで下左の写真のような大きなモニュメントが。このモニュメント、当地で作られている陶器でできています。
 
   旧市街への入口の門  
 
旧市街の通りには陶器店が並んでいます。 トルコ風のミナレット(外周は陶器のタイル張り)  

ハマメット

ナブールの旧市街を見学してから昼食をとりハマメットに戻りました。ナブールから10km位バスで30分もかかりません。ハマメットはボーン岬半島の付け根に当たるところにあり、2世紀頃のローマ時代には街が構成されていた古い街だそうですが、その面影は今は殆ど残っていないようです。
 
街の中心にある11月7日広場  
メディナ
メディナの中を散策しましたが、そんなに大きなメディナではありません。迷路のような細い道が続きます。
 
    左の階段はカスバへの入口に続いています。  

カスバ

11月7日広場のすぐそばにあるメディナの中に入るとあります。カスバはメディナを守るために造られた要塞とか、大きさはそれほどではありませんが、中に入ると当時使用していた大砲がおいてあったり、上部に周りを一周できる回廊があります。ここからは地中海やハマメットの市街が一望できます。尚、カスバの内部での撮影にはカメラチケットの購入が必要です。
 
 
 
 
 
カスバの城壁から見るハマメット市街の街並み  

ビーチ
ボーン岬半島で一番にぎわうビーチとのことですが、左側の写真はナブール方面を撮ったもの、右の写真はスース方面を撮ったものです。右の海岸のほうが砂浜が続いていてシーズンには結構にぎわうようです。
 
 
 
メディナを見学してホテルに着いたのは6時半ごろ、ツアーもそろそろ終盤になりつつあります。明日はケリビアのビザンチン遺跡、ケルクアンのフェニキア時代の遺跡見学、そしてチュニスに戻ります。  
 
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