テンビー(Tenby)
 
テンビーについたのはブリストルのホテルを出発して約3時間後の午前11時です。
ここテンビーは、イギリスを構成する4つの国のひとつであるウェールズのペンブルックシャー州はグレートブリテン島の南西、ブリストル海峡に面した人口5000人ほどの港町です。
中世の時代にノルマン人がイギリスを征服し貿易の拠点としたことから発展した町で、町の名前のTenbyは、「魚の小さな要塞」という意味のウェールズ語からきています。
町は13世紀に造られたテンビー城の城壁で守られ、パステルカラーの家並みが続クリゾート地として人気があり、訪れる観光客も少なくないようです。
 
     
   
  バスを降りたのは海沿いにあるエスペラネード通り(The Esplanade)、パステルカラーの建物が続いています。晴れていればも少し色がきれいなんでしょうけど…・  
     
   
  海の方に目を向けると、キャッスルビーチ(Castle Beach)と名付けられた砂浜があり、セント・キャサリンズ島(St. Catherrine's Island)が見えます。セント・キャサリンズ島との間は、トンボロ現象により引き潮の時だけ渡れるようになっています。
島にある建物は13世紀に設けられたテンビー城の砦のようです。
 
     
   
  サウス・パレード通り沿いは城壁となっており、旧市街は城壁の右側です。いくつかある城門を通って旧市街に入ることができます。  
     
 
 
 
  通りを少し歩くと大きな城門につきます。ファイブ・アーチ・ゲート(Five Arches Gate)です。13世紀に城壁が設けられたときゲートは1ヶ所でしたが、18世紀になって4つ追加されたとのことです。
ゲートの先はセント・ジョージ・ストリート、道の両側にお土産屋さんが並びます。
 
     
   
  セント・ジョージ・ストリートから見るファイブ・アーチ・ゲート  
     
 
  セント・メアリー教会(St.Mary's Church)
ハイ・ストリート沿いにあるこの教会は、15世紀に建てられたものですが、教会そのものは13世紀のノルマン時代の創建です。

下の写真は教会に飾られていた像のうちのいくつかで、ファイブ・ゲートからセント・ジョージ・ストリートに入ってすぐの左側に置かれています。
 
     
   
 
ウェールズの国旗
ウェールズの国旗は、ウェールズ語で「赤い竜」と呼ばれています。
イギリスの正式名称は、グレート・ブリテン及び北アイルランド連合王国(the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)といい、イングランド、ウェールズ、スコットランド及び北アイルランドの4つの国(非独立国)から成り立っています。
国旗(ユニオン・フラッグ)には、白地に赤い十字のセント・ジョージ・クロスと呼ばれるイングランド国旗、青地に白い斜め十字のセント・アンドリュース・クロスと呼ばれるスコットランド国旗、そして、白地に赤い斜め十字のセント・パトリックス・クロスと呼ばれる北アイルランド国旗が入っていますが、ウェールズの国旗は入っていません。
ウェールズは1282年にイングランドに統合されており、現在のユニオン・フラッグの制定が1801年となっていることから、その意匠が取り入れられていないということのようです。
 
   
 
   
 
チューダースクエアから見るセント・ジュリアン・ストリート(上の写真)とハイ・ストリート(下の写真)

 
   
      
 
  15世紀のチューダー朝時代に建てられた商人の家
(Tudor Merchant's House)
ナショナル・トラストにより修復されています。
 
     
   
  テンビー湾沿いの建物もカラフルな建物ばかりです。  
   
     
   
   
キャッスルヒル(Castle Hill)に上るとセント・キャサリンズ島がよく見えます(上の写真)。反対側に目をやると崩れかけた塔が一つ。その先にあル後ろ姿の像はビクトリア女王の夫であったアルバート王子の像です(下の写真)
 
 
   
     
   
     
 
 
     
  昼食をとって午後1時45分に最後の目的地ヘイオンワイに向けて出発です。  
     
     
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