ヴルコリニェツ(Vlkolínec)
 
レヴォチャを午前10時に出発、途中のレストランで食事をとった後にヴルコリニェツ(ヴルコリネツとも呼ばれています。)に着いたのは午後1時半過ぎ、ここヴルコリニェツはスロバキア北部の低タトラ山脈の中腹の標高が720mほどの所にある村です。
村には中世の時代からスラブ民族伝統の工法で造られた木造の建物が保存されており、そのうちの45軒が1993年にユネスコの世界遺産に「ヴルコリニェツ」の名で登録が行われました。
地元の人間が実際に居住している村では、岐阜県にある白川郷(白川郷・五箇山の合掌造り集落)とハンガリーのホッローケー(ホッローケーの古い村落その周辺)がありますが、ここヴルコリニェツの村はそのいずれよりも小さい集落で、現在の人口は30人足らずとなっています。

 
      
   
     
   
     
   
      
   
  村のあちこちに写真のような木彫りの彫像が置かれています。  
     
 
  村の中心部には聖母教会の鐘楼があります。こちらの鐘楼は1770年に完成したもので、少し離れたところにある礼拝堂とは違って木造の鐘楼です。
 
      
   
     
   
     
   
   
   
  村人が暮らしているところなので、路地には立ち入りお断りの看板や写真お断りの看板があります。  
     
   
  村の中央には細い小川が流れています。小川のそばには手押しの井戸ポンプもあります。水道はないのでしょうか。それとも洗い物をここでするのでしょうか。  
     
   
     
   
  路地にはいろいろな花が咲いていますが、立ち入り禁止のロープで近寄って撮ることができません。  
     
   
  新築中の家が二軒ありますが、世界遺産に登録されていることもあり、伝統的な工法で建てることを守らなければならないようです。よく見ると釘は一本も用いていないようです。  
     
 
 
      
 
 
  村のはずれには、19世紀後半に建てられた唯一の教会、聖母教会があります。  
     
   
     
 
 
 
     
   
     
  午後3時少し前に最終目的地ブラチスラヴァに向けて出発です。  
      
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