モラヴィアの真珠テルチ

ブルノを出発して約2時間弱、12時半に「モラヴィアの真珠」とも呼ばれるテルチに到着です。ブルノを出発してから1時間位したときに土砂降りの雨が降っていましたが、テルチの街に着くときは雨も上がり青空がのぞき始めました。
テルチはモラヴィア地方にある小さな街で、13世紀には村が存在し14世紀の半ばにフラデツ家によってお城が築かれ街として発展しました。しかしながら16世紀の半ばに火災により街の大半を焼失、時の領主ザハーリアシュが再建に力を注ぎ現在のようなルネサンス風の街が築かれたとのことです。
このテルチは1992年に「テルチ歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
 
 

街の中心ザハーリアシュ広場
 
     
ウリツキー池(下左)にかかる橋を渡ってテルチ城の下の門(下右)をくぐるとザハーリアシュ広場にでます。  
   
 
  下の門から見るザハーリアシュ広場(左)とテルチ城の城壁(右)
 
 

テルチ城の城壁(右も同じ)
 
イエズス教会の双塔(手前)とヤコブ教会(奥)
 

広場にはルネサンス様式の建物がカラフルな色合いで建ち並んでいます。
 
 
 

聖母マリアの柱像
 
井戸
 
広場に面した建物にはアーケードが
 
 
スグラッフィート技法が施された壁
 
スグラフィート技法が施された家の横の路地を歩くとウリツキー池にたどり着きました。池にかかる木橋を渡るとテルチの街並みが裏から見えます。
 
ウリツキー池とテルチの街並み
 
ウリツキー池側から見るテルチ城
時間があればホルニー門から入って城内が見れたようなのですが、タイムアップで外観のみとなりました。
   
 
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